2019年4月時点でアチェンガルゴンパへの外国人の入場が禁止されました。そのためツアー募集を中止いたします。
チベット文化圏の東部(四川省西部)をチベット語で「カム」、その地に住む人々を「カムパ(カム人)」と呼びます。ラサのバルコルでも見かける、髪の毛に赤や黒の髪飾り(ダシェー)を付けた体格の良いカンパ達の故郷です。そして更にその東はギャロンと呼ばれています。
チベット文化圏に属しながらも歴史的に中央チベットとは一線を画くしてきたカム・そしてギャロン地方。辺境に暮らす人々ゆえか、民族的なアイデンティティが強く、伝統的な暮らしや文化が大切に守られています。
その魅力は、大草原、森林、氷河を抱く高峰など、ダイナミックな大自然の景観と、自然発生的に誕生した大僧院アチェンガルと、今尚チベット版大蔵経を版木で印刷するデルゲ印経院など、カムの人々の強烈な信仰心を感じさせてくれる僧院とそこで祈りを捧げる人々のなのです。
企画&添乗・中村より
このコースで訪れるお寺は、いわゆる「観光地」ではなく僧侶や尼僧が真摯に修行をする「生きた」宗教施設です。「生き物」なので予定通りに進まない場合もありますが、前回はお坊さんの問答試験に出くわすなど、毎度何が飛び出すか
分からない楽しさがあります。次はどんな「想定外」が待っているか、一緒に楽しみましょう。
●ツアーポイント
★地元出身のチベット人(ギャロンチベット族)日本語ガイドとドライバーたち、そして中国語が堪能で、このコースをすでに3回添乗している中村が、ディープなチベット世界にご案内します。フレンドリーな東チベットの人々との交流の橋渡し役をいたします。
★移動は4WD車 快適で小回りが利きます。ツアー中、ほとんどの道路は舗装されていますが、工事や土砂崩れ、積雪などで道路状況が変化しやすい地域。このツー亜では4WD車に分乗します。(人数によりガイド、添乗員が同乗しない車輌もあります)後部座席は2名様でゆったりと利用します。