・各地からJR園部駅までのJR券の手配も承ります。*東京駅発着:67,000円
・森の中の散策道を歩いて観察します。リュックサック(ザック)や軽登山靴等のハイキング装備でご準備ください。
・芦生山の家での宿泊は男女別の相部屋です。タオルや歯ブラシ、浴衣の備品はありません。
京都の秘境とも言われる芦生(あしう)原生林は日本海に注ぐ由良川の源流となっています。アシウスギ、ブナ、ミズナラなどが生い茂る広大で豊かな森林にはツキノワグマやシカ、そして多くの鳥たちが棲んでいます。
谷沿いの沢を歩くとカワガラス、キセキレイが道案内するように飛び、ミソサザイの長いさえずりが聞こえます。木々の梢ではオオルリやクロツグミ、林の中からはキビタキのさえずりが聞こえ、いよいよ原生林の雰囲気を感じられるようになります。また運が良ければアカショウビンのさえずりや姿を見られることがあります。アシウスギのある付近では、ゴジュウカラやキバシリが姿を現すことでしょう。源流に近づいて来るとトチやブナ林となり、運が良ければアカショウビンの姿を見ることができるでしょう。
また、源流にたどり着くと日本海を見下ろす事ができ、上空にクマタカが飛翔していたり、ジュウイチ、ツツドリがさえずっていることもあります。夜は、ヨタカやコノハズク、トラツグミが鳴く事もあり、また早朝には川でオシドリの姿を見ることがあります。近畿地方では数少ない原生林で非常に魅力的な探鳥地です。
ヤマドリ・オシドリ・アオバト・ヨタカ・クマタカ・コノハズク・フクロウ・アカショウビン・カワセミ・ヤマセミ・オオアカゲラ」・サンショウクイ・カケス・コガラ・ヤブサメ・ミソサザイ・クロツグミ・キビタキ・オオルリなど
6/22発 関西の秘境 芦生原生林 夏鳥のさえずりと山の幸を楽しむ
バードガイド
久下 直哉 (くげ なおや)
1976年生まれ。大阪府在住。兵庫県立コウノトリの郷公園元飼育員。鳥類標識調査員。 西日本を中心とした探鳥地をベースに、探鳥だけでなく地場産を生かしたこだわりのあるツアー作りを心がけている。 現地集合の講座や国内ツアー(大阪発着)を担当。 探鳥とランチを楽しむ 「鳥味くらぶ」 を主宰し、ブログにて活動を公開。