北朝鮮を望む離島へ向かいます。山間部が多い島ですが平野部もあります。水田地帯や川、砂浜のほか、干潟や森林、荒地、松林と様々な環境の中で多種の渡り鳥が期待できます。一昨年の下見ではカラフトワシが続々と北上して行く光景が見られました。チョウセンメジロの大群やシベリアムクドリの群れにも遭遇。電柱にアカハラダカが止まっていたり、水路にはキガシラセキレイやツメナガセキレイ各亜種やムシクイ類、ホオジロ類など盛りだくさんです。民宿の裏はシマゴマだらけということもありました。続々と登場する多種&大量の渡り鳥たちを詳しく解説します。
期待したい野鳥
アカガシラサギ、カラフトワシ、アカハラダカ、ヤツガシラ、ヤマショウビン、サンショウクイ、チゴモズ、コウライウグイス、チョウセンウグイス、カラフトムシクイ、カラフトムジセッカ、シベリムナフオウギセッカ、ダルマエナガ、チョウセンメジロ、マミジロキビタキ、ムギマキ、シマゴマ、オジロビタキ、ヒメイソヒヨ、カラアカハラ、シベリアムクドリ、カラムクドリ、ギンムクドリ、ツメナガセキレイ、ヨーロッパビンズイ、セジロタヒバリ、キマユホオジロ、シロハラホオジロ、コホオアカ、シマノジコ、アカマシコなど
【バードウォッチングツアー添乗報告記】4/29発 韓国 春の離島 6日間 北朝鮮を望む島で渡りの本流を体感
バードガイド
大西 敏一 (おおにし としかず)
1961年生まれ、大阪府在住。バードコンサルタント。「鳥見は楽しく、鳥には優しく」がモットー。無類のムシクイとシギチ好き。主な著書に『日本の野鳥650』(平凡社)、『探鳥見聞録』(文踊社)などがあり、BIRDER誌(文一総合出版)でも活躍中。