列車で行くゴビの聖地サインシャンダ!

よみがえるモンゴル仏教をめぐる 6日間

サインシャンダへは列車で向かいます

ダンザンラブジャーに関連する貴重な資料や作品が数多く遺されている

占いや法要などでこの地を訪れるモンゴル人が急増中

堂内はモンゴル人の参拝者で賑わう

グル・リンポチェの八変化や親睦四瑞(トゥンパ・プンシ)のレリーフが飾られている仏塔

大地の神にウォッカを捧げる

携帯電話でエネルギーを送る

天国への入り口・シャンバラ

北には遠く山並みとゴビ砂漠

僧侶が修行のために108日間こもったといわれる瞑想の岩窟では胎内くぐりも

サインシャンダ周辺に点在する桂化木(木の化石)

ダンザンラブジャー以前の逸話が伝わる聖山。頂上は男性しか踏み入る事ができない

女性達の願いを叶えるためにダンザンラブジャーが作ったおっぱいの形をした岩。

出発日設定2024/08/07(水)
旅行代金398,000円
出発地東京
POINT
  • ボグドハーン宮殿博物館、ザナバザル美術館などモンゴル仏教美術の至宝を満喫
  • モンゴル仏教の中心ガンダン寺、モンゴル最大の聖地シャンバリーンオローンなど「祈りの場」を訪ねる
  • モンゴル大草原を走る列車(シベリア鉄道)の旅も体験
詳細

社会主義時代の文化大革命で厳しく弾圧・破壊されたとはいえ、モンゴルはもともと敬虔な仏教国。市場経済の発展とともに仏教の復興も進み、聖地巡礼が盛んになっただけでなく、日常的にお坊さんに悩みを相談したり、病気の平癒を祈ってもらうなど、暮らしの中に息づき、モンゴル人の心の平穏に寄与しています。
このツアーではウランバートル最大のチベット仏教寺院(ガンダン寺)や様々な仏教美術品が展示されているザナバザル美術館、チョイジンラマ寺院博物館などを訪れ、モンゴル仏教の魅力に迫ります。

近年ますます活力を取り戻しよみがえったモンゴル仏教。そんなモンゴルの心を支える仏教の現場を訪ねる企画です。

●「モンゴルのダ・ヴィンチ」ザナバザル
モンゴルの初代活仏ザナバザル(1635年 – 1723年)は、チベットに留学し当時最新の仏教美術もモンゴルに持ち帰りました。彼は多くの仏像を残しましたが、特にボグド・ハーン宮殿博物館のターラー菩薩像は、その最高傑作とも言われています。また、彼の名を冠した美術館には当時作られた多くの美しいマンダラや仏像、仏具が展示されています。

●ダンザンラブジャーの聖地サインシャンダ
19世紀の高僧ダンザンラブジャーは、腐敗していた仏教界を批判し、社会の改革を提唱した行動派。そんな彼がサインシャンダに開いたハマリン寺院の周辺には、地球のエネルギーが噴き出す聖地「シャンバリーンオローン」、必ず願い事を叶える山「ハン・バヤン・ズレフ」などの聖地が点在しています。ゴビ砂漠のど真ん中に多くのモンゴル人がお祈りにくる様子に、モンゴル仏教の復興を感じることでしょう。[サインシャンダの概念図

旅のよみもの

中村のモンゴル出張報告記<序章>
サインシャンダ、行ってみたら本当はこんなトコだった!

中村のモンゴル出張報告記<その1>
ダンザンラブジャー博物館の誕生秘話

中村のモンゴル出張報告記<その2>
熱いぞモンゴル人の信仰心! ゴビ砂漠のハマリン寺院

中村のモンゴル出張報告記<その3>
いざ、シャンバラへ

中村のモンゴル出張報告記<その4>
世界の中心で「欲」を叫ぶ!

※列車のスケジュールは変更になる可能性があります。WEBページは常に最新の状況をもとに更新していますので必ずご確認ください。

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京ウランバートル

午後:東京(成田)発。MIATモンゴル航空にて空路、モンゴルの首都ウランバートルへ(飛行時間=約5時間半)。

夕刻:到着後、日本語ガイドとともにお車でホテルへ。

ホテル
2日目

ウランバートル

終日:ウランバートル滞在。ウランバートル観光。初代活仏ザナバザルの仏画や仏像が展示されているザナバザル美術館チョイジンラマ寺院博物館、モンゴル国立博物館などを訪れます。

ホテル
3日目

ウランバートル

午前:朝食後、市内へ。スフバートル広場や参拝客で賑わうウランバートル最大のチベット寺院ガンダン寺などを訪れます。その後、今夜からの列車旅に備えてスーパーなどで買出しをします。

夜:東ゴビ県、サインシャンダに向けて列車に乗り込みます(走行時間=約10時間半)。途中、日没までの間、車窓に広がるモンゴルの大地をお楽しみください。

 

寝台列車
4日目

サインシャンダ

朝:サインシャンダ駅到着。朝食後、モンゴルの聖者ダンザンラブジャーの業績をたたえた博物館を訪れます。その後、車でダンザンラブジャーが建立したハマリン寺院とその周辺にある聖地を訪ねます。女性が願いをかけるメームハッド(おっぱい岩)、地球のエネルギーが集まるといわれるパワースポット「シャンバリーンオローン」、18世紀に僧侶が瞑想した108の穴を持つ赤い岩窟や、太古のロマンを今に伝える珪化木などを見学します。帰路、「全ての願いが叶う」という黒い山ハン・バヤン・ズレフに立ち寄ります。(ただし、山頂は女人禁制)

夜:再び列車に乗り込み、寝台車で一路ウランバートルを目指します(走行時間=約11時間半)。

寝台列車
5日目

ウランバートル

午前:ウランバートル駅に到着。朝食後、仏教美術品などの展示のほか、諸国からの献上品や生活の様子などが展示されているボグドハーン宮殿博物館を訪れます。

午後:昼食後、ご希望によってお土産物購入に旧国営デパート(ノミンデパート)に立ち寄ります。

夕刻:民族音楽コンサート鑑賞

ホテル
6日目

ウランバートル東京

早朝:日本語ガイドとともにお車で空港へ。

午前:MIATモンゴル航空にて帰国の途へ。(飛行時間=約5時間)

午後:成田空港到着。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2024/08/07(水) ¥398,000 東京 終了
最少催行人員 4名 (定員8名) 添乗員 添乗員は同行しません。
利用予定航空会社 MIATモンゴル航空
利用予定ホテル

<ウランバートル>
バヤンゴル、フラワー、スプリングス、モンゴリカ、東横INNウランバートル

一人部屋追加代金 30,000円
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
東京発2,000円(MIATモンゴル航空利用時)(基準日2024年2月)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 モンゴル入国時に6ヶ月以上の旅券(パスポート)が必要。
各国空港税/査証

●旅行代金に含まれないもの(2024年5月現在)
【事前徴収】
・成田空港使用料:3,010円
・国際観光旅客税:1,000円
・モンゴル諸税:30$(約4,800円)

●査証(ビザ)
不要
※外国籍の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますのでご確認ください。

ビジネスクラス追加代金 150,000円~260,000円
その他

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

お申し込みの流れはこちら

ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2024/08/07(水) ¥398,000 東京 終了

いってきました!

出発日:2018.07.13

評価:

・昼の列車がなくなり車での移動になったので旅行代金が上がった。それは納得して参加したのだが、代金を値切ったためにホテル等のランクが下がった?通常のホテルとの比較が分からない。
・勉強不足だがサインシャンダの情報があまりなくゴビ砂漠の中だとは現地に行って初めて知った。車での移動はやはり大変だった。夢だった360度の草原と花は叶わなかったが羊や牛や馬やラクダの群れに会えたのは又とない体験だった。夜行列車で朝方明るくなって車窓から草原を実感した。あれが昼間だったらと残念に思う。
・2人だけの個人旅行のようなものだったので、時間にもゆとりがあって、ゆっくり仏像を見たり写真を撮ったりできた。車の移動も他の参加者がいたらもっと過酷だっただろう。ガイドのAさんと運転手のBさんに感謝。

出発日:2016.09.16

評価:

モンゴル仏教を堪能することができました。特にザナバザル美術館、チョイジンラマ寺院博物館はよかったです。サインシャンダに響いたモンゴルの人たちの歌声も感動しました。
寝台車は一部屋2人で使用と聞いていましたけど、3人利用になって一人に上段ベットにあがってもらいましたけど、10時間近く上段はキツイとおもいました。

お世話になりました。ありがとうございます。

出発日:2016.04.29

評価:

チベット仏教あるいは鉄道に興味がある方に向けた企画でとても楽しめましたが、サインシャンダで帰りの列車に乗るまでの時間にかなり余裕がありました。遊牧民訪問(春に生まれた子家畜をみせていただくなど現地で生活する人々とのふれあい)の時間もあればよかったと感じた。

出発日:2016.04.29

評価:

モンゴルというと馬に乗らなくてはならないという思いから、今までディスティネーションから外していたのですが、チベット仏教圏なんだからと今回のツアーを設定していただきました。(担当の)Aさんからはガイドは仏教についてよくわからないので教えて来て下さいと言われていたのですが、結構勉強されており、説明になっていました。ただし、(ガイドの項で書いたように)さすがに仏さまの名前を日本語にするのは、まだ無理なようですね。
乗馬ツアーが難しいGWの時期には今回のようなツアーを前面に押し出しても面白いのではないでしょうか。私個人としては馬に乗らないモンゴルシリーズをもっと増やして欲しいと思います。
また、ウランバートルとサインシャンドの往復に列車を使っていますが、舗装道路がつながったので時間的には自動車移動の方が速いということなので、どちらかは自動車移動にしてもいいのではと思います。
モンゴルに対して抱いていたイメ-ジを一新したことは確かです。また、しょっちゅうルールが変わっているようなので難しいかもしれませんが、説明(書類)が間違っていたり、説明がなかった事柄があったりしました。
例えば、
免税範囲のタバコ600本は、現時点では200本になっています。(成田の免税店で確認したことで間違いに気づきました。ただし、ノーチェックなので600本持って入国しても問題なさそうですが…)
MIATは託送荷物の重量オーバーについてかつての中国程度には厳しいようなのでこれも説明しておいた方がいいのではないでしょうか。
また、手荷物検査でライターは没収されます。

おかえりなさい!

いつもご利用ありがとうございます。モンゴル人は、勉強熱心です。ガイドでなかなか仏教に詳しい者はいないでしょうが、詳しいモンゴル人は必ずいることと思います。

出発日:2016.04.29

評価:

お寺だけでなく博物館も多かったので、仏教だけでなく歴史と文化も深く学ぶことができました。車窓からの景色の変化やサインシャンダでのゴビの雄大な景色なども堪能できモンゴルの自然も感じられ、期待以上の内容でした。(ガイドの)Aさんが交渉してくれたおかげでサインシャンダのハマリン寺院が再建された最初のお堂にお参り出来た時は、ここから仏教が再興したのかと思うと感慨深いものがあり、ちょっと忘れられない感覚です。

モンゴル=乗馬だけのイメージが強かったですが、私のモンゴル観はすっかり変わってしまいました。いいツアーでしたね。モンゴルと日本の風スタッフに感謝です。360度の地平線を見た後では、次回は是非乗馬とモンゴルの人々とのふれあいを体験してみたいと思います。

・4日目のサインシャンダ観光終了から列車までの空き時間の過ごし方に一工夫必要と思います。今回は市役所前でだらだらして、早めにレストランに入って時間つぶしましたがそれでいいのかと。また、意外に汗とほこりまみれになったのに、夜行列車で次の日の夜までシャワーを浴びれないので、せめて、洗顔だけでもできればと思いました。
・5日目の朝は、レストランが開くまで外で待機。冬では成り立たないと思います。
洗顔・歯磨きもそのレストランの洗面所で行いましたが、人数多いとこれも成り立たないと思います。夜行列車の旅の醍醐味ですますのか、今後改善するのかはお任せしますが、ちょっとしんどかったです。

おかえりなさい!

列車を使わず、車を使うという手もありますが、企画者にもう一度練ってこらいます。

もっと見る