“「心の復興」を遂げたカンボジアへ”
「カンボジア人であることは仏教徒である」と言われるほどカンボジアの人々にとって仏教はなくてはならないもの。しかし、約40年前のポルポト政権時代の宗教弾圧により、僧侶は強制的に還俗、強制労働に駆り出され、寺は虐殺場や倉庫となりました。人々は心のよりどころを失い、カンボジアから仏教が消えました。その後、和平が取り戻され国の復興が始まったと同時に人々は祈りの場を求め壊された寺を修復しました。「心の復興」を遂げたカンボジアの力強さを感じてほしい!クメール人と寄り添いながらカンボジアで生きてきた手束耕治氏が語り部となっていざなう旅へ、いざ!
■専門家プロフィール
手束耕治さんってどんなひと!?
1954年徳島県生まれ。駒澤大学大学院で仏教学専攻。学生時代にボランティアに目覚め、1984年に現公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の一員として、タイのカンボジア難民キャンプで活動を開始。そこで笑顔の失った子供に心を傷め、子供が笑わない国に未来は無いと思い、ポルポト時代に破壊された人々の生きる支えであった仏教の復興に奔走する。更には人々に夢と希望を届けようと図書館活動をカンボジア国内に広めた。こうしてカンボジアと寄り添いながら宗教、教育、文化の復興を努めたことで、2016年、「社会貢献者表彰」と「外務大臣賞」をダブル受賞。カンボジア人なら誰もが知る人となった。現在は宗教省仏教研究所のアドバイザーに就任し仏教復興に注力している。特技は阿波踊り!!
諸事情により12月13日発は設定中止いたしました