ゴールデンウィーク頃から始まる極北の春。周辺の山々には残雪が残り、湖にはまだ氷が残る季節。厳しい極北の冬が終わり、生命がようやく大地から芽生える時期です。
旅の前半はカナダ・ユーコン準州の世界遺産クルアニ国立公園の素敵なロッジで宿泊をします。日中は国立公園のドライブに出かけましょう。切り立つ山々や広大な湖が広がる景色を楽しみながら、野生動物を探します。その後は軽めの絶景ハイキングを楽しみましょう。夜は満点の星空や春オーロラを探しに出かけます。
旅の後半はアルパインツンドラの壮大な景色を眺めながら、温帯雨林の森が広がる南東アラスカへとドライブ。美しいアラスカの港町ヘインズでは、川沿いの素晴らしいロケーションにあるロッジに滞在します。アラスカの温帯雨林の森と氷河で削られた山々、海の景色を楽しみましょう。
運がよければザトウクジラやトド、アザラシといった海洋生物やマウンテンゴートなどの野生動物、またビロードキンクロの群れやハイイロチュウヒなどの春の鳥を見ることができるでしょう。
生命が動き出す極北の春。個性的な隠れ家的ロッジに泊まりながら、残雪の景色や極北の大自然を満喫する旅へ出かけませんか?
現地では、オーロラや野生動物にも詳しい現地ガイド(写真家)の上村知弘氏がご案内。最大で6名様までの少人数限定ツアーです。
※ご注意 ヘインズのロッジは3部屋しかないため、原則相部屋となります。現在4名様のお申し込みがあり、あと男性1名/女性1名しかお受けできません。(ご夫婦やカップルでお申込の場合、ヘインズの宿では別室となります)
現地同行ガイド
上村 知弘 (うえむら ともひろ)
1978年神戸育ち。立命館大学、ワシントンD.C. American大学卒業。 在学中から自然・異文化体験を求めて、イタリア美術短期留学やインド、東南アジアなどを旅する。卒業後、極地冒険家・大場満郎冒険学校や動物保護団体アークを経て、2004年カナダ極北ユーコンへ渡り、以降3年間ユーコンの大自然で過ごす。北海道道東鶴居村の馬牧場でカナダ人の妻タミーと共に3年過ごした後、2011年にユーコンへ永住。極北の大自然や文化の写真を撮り発表する傍ら、ネイチャーガイド業を通して、極北の自然・文化と人を繋げる役割を担う。近著に極北の野生の羊ドールシープの1年を追った写真集 『Dall Sheep』(青菁社)がある。