バングラデシュはインフラの事情や文化、気候、習慣、考え方など日本と異なることが多い国。何事もスムーズに言が進まない場面に出くわしたり、日本では想像し得ないハプニングが起こるかもしれません。でも、ちょっとした準備や心構えで「だから、バングラデシュは面白い!」と思える、旅の楽しさに変えることができます。事前に知っておくとバングラデシュ旅行を何倍も楽しくする旅行事情、ぜひ参考にご覧ください。
目次
Q. お申込みについて
Q. お金と両替
Q. 衛生と水
Q. 食事について
Q. 宿泊について
Q. 気候について
Q. マナーについて
Q. 治安について
Q. 添乗員の同行有無について
Q. いろいろ心配なので相談したいのですが?
お申込みについて
遅くとも1ヶ月前までが基本
ご旅行の手配など完了できるのに通常2〜3週間、ピークシーズンはそれ以上の期間が必要ですので、ご出発の1ヶ月前までにお申込みいただくのが理想的。直前にご旅行を検討される場合は、お早めにお問い合わせください。
風の旅行社のツアーお申込みからご出発までの流れ
お金と両替
米ドル→バングラデシュタカへ両替
現地では首都ダッカに限り日本円からの両替も出来ますが、バングラデシュで最もポピュラーである外貨、米ドルの方が両替レートが有利に設定されています。ただ、小額紙幣(千円札や10米ドル札など)を多めに用意し、必要な分だけその都度両替される方が無難でしょう。
衛生と水
まだまだ衛生状態が日本並みに整っていない地域ですが、予防接種の義務はありません。旅行中の病気で多いのが風邪と下痢。生ものは避け、生水を飲むことは厳禁です。氷が入ったジュースやカットされて時間が経ったフルーツにもご注意ください。ミネラルウォーターは比較的どこでも簡単に買うことができます。
食事前に食器を水で再度洗う
食事前、手を洗うことはもちろんですが、現地の人はテーブルに置かれた食器を、ミネラルウォーターで再度洗い流すことがあります。臆することなく周りに倣いましょう。
トイレについて
都市部のホテルでは洋式の水洗トイレが主流です。紙は詰まり易いため、ゴミ箱が備え付けられている場合はゴミ箱へ捨ててください。ローカルなレストランや民家では、バングラデシュ式(和式)が主流で、備え付けのバケツで水を流します。トイレットペーパーは各自携帯されるのがよいでしょう。
※場所により形状は様々ですので、やり方がわからない時はその都度ガイドにご相談ください。
食事について
ツアー中の食事はベンガル料理が基本
バングラデシュの主食はお米。カレー風味の魚や野菜などのおかずを付け合せる、いわばベンガル定食です。スパイスを多用していますが、辛さはマイルドなものが比較的多いので日本人好み。ダッカなどの比較的大きな街中には、日本料理や西洋料理などの各国のレストランもあります。ホテルの朝食は簡単なビュッフェスタイルが基本です。
[バングラデシュ] ベンガル料理ってどんなもの?
すすめ上手のバングラデシュ人
バングラデシュでは、器を空にすると、ご飯やおかずなどのおかわりを勧められます。いらない時は、「もう結構です。ありがとうございます」と、はっきり伝えましょう。感謝の気持ちが伝われば断っても失礼にはなりません。
宿泊について
都市部
ダッカなど都市部の街中ではホテル泊です。アメニティ類はあまり期待せず、ご自身でご用意ください。また電気が止まったり、お湯がぬるかったり、出が悪かったりすることもあります。これもバングラデシュの事情と寛大に考え、あらかじめご了承ください。
農村部(ゲストハウスや民家泊)
蚊帳付のベッドに、天井の扇風機、電灯、テーブル、シャワー(お湯が出ない場合も)という最低限の設備となります。民家泊の場合はシャワー設備がない場合が多いので、水浴び程度とお考えください。その際、ビーチサンダルやサロン布(体に巻く用の長めのバスタオルなど)があると便利です。
※一部ゲストハウスでは、ホテル並みの設備がある場合があります。
気候について
バングラデシュの気候は熱帯性に属し、大きく分けて3つの季節に分けられます。高温多湿の夏季(3月中旬~5月中旬)、モンスーンの影響を受け降水量が増える雨季(5月中旬~10中旬)と、モンスーン明けの乾季(10月中旬~3月中旬)に分かれます。乾季(10月中旬~3月中旬)は過ごしやすく旅行シーズンといわれていますが、12月~2月は朝晩相当冷え込むことがあるので注意が必要。河の国バングラデシュを象徴する雨季も人気が高まっています。
[バングラデシュ] 気候について
マナーについて
イスラム教の国バングラデシュでは、日本と異なる文化や習慣がありますが、日本人の常識的な礼節を持ってすれば、まず失礼にあたることはないでしょう。
女性の服装について
宗教上のマナーに配慮し、助成の肌の露出や体のラインが出る服装は避けましょう。Tシャツを着る場合でもタイトなものは避け、腰が隠れる長さのできるだけゆったりしたものを選び、スカーフやショールなどの布を旨を隠すように首から下げてください。
村での滞在を多く含むツアーでは、いっそのこと現地の民族衣装サロワ・カミューズを着用するのも良い選択かもしれません。サロワ・カミューズは、どんな気候でも過ごしやすく宗教にも配慮できる民族衣装(ワンピースとズボンとショールからなる3点セットの服で、バングラデシュの女性が年齢を問わず一般的に着用しています)です。
治安について
概してバングラデシュの治安は安定しており、人柄も良く、親日的でフレンドリーです。しかしスリや置き引きなどは万国共通。貴重品の管理や、怪しいところには近づかないなど、海外旅行の一般的かつ最低限のルールは守りましょう。
また、ホッタール(又はホルタル)と呼ばれるストライキが行われることがあります。主に交通規制や商店の営業停止を行うため、一般車輌での移動ができなくなったり、レストランなどの商店が利用できなくなったりなどの影響があります。ホッタールは予告があるため、現地手配会社や弊社でも最新情報の収集に努めますが、時としてツアー日程を変更する場合がごいざいますので、あらかじめご了承ください。
添乗員の同行有無について
風のバングラデシュツアーは添乗員が同行しないツアーもあります。しかし、東京(成田空港)からダッカ(バングラデシュ)へ直行便を利用するツアーが多いので、海外での乗継ぎに不安を感じる方も比較的安心してご参加いただけます。渡航時用の緊急時の連絡先もお知らせするので、困ったときにはお電話でご相談いただけます。
いろいろ心配なので相談したいのですが?
A. お問い合わせ段階、ご予約後に関わらず、風の旅行社までお気軽にご相談下さい。ご来店、またはお電話(0120-987-553)かメール(info@kaze-travel.co.jp)いただければ、バングラデシュに詳しいスタッフがご案内させていただきます。