パタゴニアで南極カニを味わう贅沢!
南米パタゴニア、チリ・アルゼンチン両国に跨がる地域のことを指し、その面積はなんと日本の3倍もあります。そんな広大なパタゴニアの魅力は何といってもペリトモレノ氷河、パイネ国立公園、フィッツロイ、ウスアイア(フエゴ島)などの雄大な大自然です。でも魅力はそれだけではありません! ”おいしい景色”を堪能した後には”おいしい食べ物”も待っています。そんな”おいしいパタゴニアの味”をご案内してみたいと思います。
”豪快でおいしい”肉料理(アルゼンチン・パタゴニア)
アルゼンチン・パタゴニアの名物は肉料理です! そもそもアルゼンチンは牛肉が豊富で国中のどこへ行っても、牛肉を炭火焼にした「アサード」が味わえます。でも、パタゴニアに来たからにはぜひ味わっていただきたいのが、新鮮な羊肉を炭火焼にした「コルデロ」です。実はここアルゼンチン・パタゴニアは肥沃な中央部と異なり、硬い枯れ草だらけの荒涼とした大地が続くため、牛ではなく羊が大量に飼育されています。主には羊毛用ですが、食用肉としても名物となっています。
「え、羊肉って臭みないの!?」って思う方も多いと思いますが、このコルデロで使う肉は天然の草を食べて育った生後1年以内の子羊の肉を使っているので、全くと言っていいほど臭みはありません! そんな子羊の肉塊を串刺しにし、炭火でじっくり焼き上げます。見た目は豪快ですが、焼き上がった肉自体は柔らかくジューシーでとても美味なのです。お酒が好きな方ならアルゼンチン産の赤ワインと合わせて味わうとより一層楽しめるでしょう。普段、羊肉が苦手だと言う方もぜひお試しください。きっと”おいしい”と思うはずです!
”新鮮でおいしい”シーフード(チリ・パタゴニア)
チリ・パタゴニアの名物はシーフードです! そもそもチリは南北に紐のような長~~い海岸線を持っているため、国中のどこへ行っても新鮮なシーフードが味わえます。各地方で獲れる旬な魚介類があり、焼いたり、フライにしたりとどんな調理方法でもおいしく食べられます。でも、パタゴニアに来たからにはぜひ味わっていただきたいのが「セントージャ(南極ガニ)」です。日本でいうところのタラバガニに似ており、しかもこのセントージャはパタゴニアの中でも最南端の南極に近い場所でしか獲れません。年々収穫量が減ってきている貴重なカニで、シーフードのレストランでも常にメニューにあるとは限らないものなのです。
一度茹でたカニを冷やし、その身を剥いてレモン汁やマヨネーズソースなどでシンプルに味わいます。セントージャは基本的に大きなカニなのでその身も大きく、食べ応え十分です。でもその味はほんのりと甘みがあり、病み付きになるくらい美味です。実際、添乗したあるお客様は他の食事は要らないからと自腹で3皿お代わりされた方もいた位です! 同じくお酒が好きな方ならチリ産の白ワインと合わせて味わうとより一層楽しめるでしょう。日本のカニも美味ですが、最果ての地パタゴニアで食べる南極カニ・セントージャ。きっと”おいしい”と思うはずです!
※アルゼンチン・ウスアイアでもこのセントージャが名物料理として有名です。
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このように”おいしい”のは雄大な絶景だけではないパタゴニアの旅! ぜひ、食事も一緒に楽しみましょう!
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