昔々、まだバックパッカーをしていた頃、さて次はどこへ行こうと旅行雑誌などをパラパラとめくっていたときのこと。私の目を釘付けにしたターコイズブルーはウズベキスタンのサマルカンドでした。
あ、ここ行きたい、いや、絶対行く!と思って調べたところ、年齢がバレそうですが当時ソ連のその地は、バックパッカーの一人旅には手の届かない金額の手配料金がかかるところでした。仕方なくあきらめ、でも何年もあの色は忘れることができませんでした。
時が過ぎ、ソ連は崩壊、その後、縁あってこの会社に入り、その色に出会ったのはなんとイランでした・・・。
それもとてもきれいでしたが、やっぱりあきらめきれない青のサマルカンド。いつかこの目で見ることを夢に見つつ、まだその機会が巡ってこないまま現在に至ります。
酷暑の夏、東京では空を見上げてもどんよりしていてさらに暑さを感じますが、抜けるような青空に映えるターコイズブルーを見に、サマルカンドへ出かけてみませんか?