感謝

*風のメルマガ「つむじかぜ」600号より転載


このメールマガジンも今日で600号を迎える。約14年間、ほとんど休刊もなくよくも続いてきたものだ。手前味噌だが毎週、編集に携わってきたスタッフたちに敬意を表したい。

こうしたスタッフたちの努力はさておき、継続できている理由は何だろうか。スタッフたちにも確認してみた。一番の要因は、お客様から「○○読みましたよ」とか、イベントなどを告知すると毎回申込みがあって、確実にメルマガが読まれているという実感があるからだという。私のこのコーナーも「読んでいます」。などという声をいただくと、なんだか照れくさいが、もっと頑張ろうという気持ちになる。

他にも大きな理由がある。それは、メールマガジンの発行にはお金がかからないということである。費用が発生しないということは継続の大きな要因である。但し、労力がかかりずぎると継続が難しくなってくる。休刊してしまった「風通信」は、印刷代と郵送代、そして労力がかなりかかっていた。

編集を外注して続けることも考えたが、そんな予算はとても取れないし、スタッフたちが自分たちで編集をしたいという意向があったので、何とか社内で続けてきた。しかし、ホームページが弊社広告の柱になってくると、webのメンテにかなり時間を取られるようになった。旅行を企画し、紙のパンフレットを作り、販売もしながらホームページのメンテもして、更に「風通信」を発行し続けることはスタッフたちに大きな負担となってしまい、やむなく休刊とさせていただいた。

さて、弊社も、今年の11月1日で営業開始から数えて26年目にはいる。光陰矢のごとしとはこのことだが、私自身は、まだこれしか経っていないのかとも感じる。とにかく、ジェットコースターに乗っているかのような環境の変化に、ついていくだけで精一杯だった。

今月、10月16日、弊社創立25周年イベント『風の感謝祭』を昭和記念公園で行った。その様子は、先週、このメルマガでも報告させていただいた。ネパール、モンゴル、ブータン、タイからも風ファミリーの代表たちが駆けつけてくれた。何よりも、70名を超えるお客様方にご参加いただき賑やかにできた。心から感謝申し上げたい。

20周年でも、多摩川沿いのウォーキングとバーベキューを行ったが、今回も、午前中はハイキングとバードウォッチングを開催し、午後は、昭和記念公園でバーベキューを楽しんだ。雨が降ったらどうするんだという議論もあったが、室内でやってもパーティーぐらいしかできないから、やっぱり外でやろうということになった。担当者は“雨を降らすな。晴れにするんだ!”などと気勢を上げて強行した。結果、晴れた。

運に頼っていてはいけないが、運がなければ25年も続けてはこられなかったと思う。特に、素晴らしい人たちと巡り合い一緒に仕事をし、多くのお客様たちと旅をしてこられたことが一番の良運だ。

まだまだ風は続きます。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。


★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。


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