【開講記】忍者ヨシゴイを探せ! 水鳥天国の印旛沼

ツアー名:6/5(日)ヨシ原の忍者 ヨシゴイに会いに行こう 印旛沼

朝から雨が降る中、止むのを期待して印旛沼に出発。予想通り到着する頃には雨は止みました。まずは印旛沼の北東方面のヨシ原で観察開始と思ったら、ヨシ原がありません! 太陽光発電のメガソーラー畑に変身していました。これでは長旅を続けてここを目指してきた鳥たちはさぞかしガッカリだったのではないでしょうか。気を取り直してさらに奥のヨシ原へ。


ヨシゴイ
ヨシゴイ


コチドリがいます。イラストで描けそうな顔のアイリングが特徴的です。ヨシゴイがヨシ原から飛んできます。田んぼに餌を探しに行くのかな? しかし着地点がだいたい藪の中で、かなり見つけにくいです。オオヨシキリも頻繁に登場します。大きくクチバシを開けて鳴いているので、くちばしの中の赤っぽいのがよく見えます。しかし元気よく鳴きますね。風が強めなのですぐに飛んでいきます。セッカがふわりふわりと飛んでいます。けっこう小さいのに「ヒッヒッヒッ」と大きな声で鳴いています。


コチドリ
コチドリ
オオヨシキリ
オオヨシキリ

午後は印旛沼の西部へ。モモイロペリカンのカンタくんのいる場所にも立ち寄ってみましたが不在のようです。そこそこ高齢と聞きますが元気なのでしょうかね。電線にホオジロがいます。ここでもオオヨシキリがよく出てきます。風が収まって観察しやすくなってきました。

目指す探鳥ポイントに到着すると、いきなりサンカノゴイがふわりと出てきて再び茂みの中に消えていきました。撮影チャンスほとんどなし! んー、残念。ヨシゴイに比べるとかなり大きいです。倍くらいありそうです。その後、茂みの中から聞こえる低い鳴き声は確認できました。「ンーポンポン」。茂みの中でお互いが見えないから声のコミュニケーションが大事ですね。


サンカノゴイ
サンカノゴイ
アマサギ
アマサギ

ヨシゴイはどんどん飛んできます。飛んでいるときは羽の黒い部分が目立ちます。オスは頭が黒いですね。「ポーポー」って鳴くらしいですがいまいち確認できず。止まっている姿もガイドさんに教えてもらってようやく確認。こりゃ発見するのは難しいです。

対岸にクロハラアジサシの群れがいますが、遠すぎてよく観察できません。最後に遠くの田んぼでくつろいでいるアマサギたちを確認して本日終了。天気も回復して水鳥天国を楽しめた一日となりました。

次回は7/2(土)草原の鳥たちを探しに霧ヶ峰へ!

*写真の一部はご参加の方からご提供いただきました。ありがとうございました。



【今回確認できた鳥達】


キジ・カルガモ・カイツブリ・キジバト・カワウ・サンカノゴイ・ヨシゴイ・アマサギ・アオサギ・コサギ・コチドリ・クロハラアジサシ・トビ・ノスリ・カワセミ・ハシボソガラス・ヒバリ・ツバメ・ヒヨドリ・ウグイス・オオヨシキリ・セッカ・ムクドリ・スズメ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ホオジロ・コジュリン・ドバト


 

風の鳥日和

 

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