【開講記】ねぐら入りの後は花火もお楽しみ 多摩川

ツアー名:7/30(土)数万のツバメの大群!ねぐらを観察 多摩川


今回はねぐら入りの観察ですから時間は夕方。集合は午後なのでまだまだ暑さ全開です。

当初予定していた場所でのねぐらが今年は不発ということで急遽場所変更。中央線の日野駅から観察開始です。電車内で浴衣の人が多いなーと思ってたんですが、なんとこの日は多摩川近くの昭和記念公園で5000発の花火大会でした。ねぐらの運命やいかに。


アオサギ(イメージ)
アオサギ(イメージ)


ツバメが元気よく飛び回っています。近所の方にご挨拶したら、自宅内にできたツバメの巣を見せていただけました。ツバメは数日前に「退去済み」のようでした。せっかく巣があるんだから、ねぐらなんか作らなくてそのまま巣で寝とけばいいのにと思うのは素人考え?

多摩川に出て昼間の鳥を探します。アオサギが飛び交い、川で魚を狙っているようです。ガビチョウが元気よすぎてうるさいです。セッカがさえずり飛翔していますが、小さすぎて姿はよく見えません。

対岸の高圧送電線の鉄塔の上に何やら猛禽類の姿がありますが、どうも動きがありません。よーく見てみるとデコイ(模型)です。しかしこれはおとりではなくて鳥除け目的なんでしょうね。カワセミも見かけましたが、一瞬で飛んでいってしまいました。もっとゆっくり見たかった。


ガビチョウ(イメージ)
ガビチョウ(イメージ)

堤防から降りてヨシ原手前の観察場所へ向かいます。途中、コチドリがいました。河川敷や砂礫地を好むようです。薄暗くなってきたので特徴的なアイリングはよく見えませんでした。

ちょうど奥多摩の大岳山あたりに日が暮れていきます。徐々にツバメがねぐらに戻ってきました。夕暮れ空が真っ黒とまではいきませんが、相当な数のツバメが低空を旋回飛行しながら飛んでねぐら入りしています。合計1万数千羽といった数でしょうか。なかなか壮観です。


ツバメのねぐら入り(イメージではありません!)
ツバメのねぐら入り(イメージではありません!)

一通りねぐら入りを確認したところで観察終了。ちょうど昭和記念公園の花火大会も始まって、花火も楽しみながら帰路につきました。

次回は9/3(土)アオバト観察で大磯海岸です。観察後は大磯漁港の海鮮でお楽しみ!?


*写真の一部は過去にご参加の方からご提供いただきました。ありがとうございました。



【今回確認できた鳥達】


カルガモ・キジバト・カワウ・ゴイサギ・アオサギ・ダイサギ・コチドリ・トビ・カワセミ・モズ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒバリ・ツバメ・コシアカツバメ・イワツバメ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・セッカ・ムクドリ・スズメ・ハクセキレイ・カワラヒワ・ホオジロ・ドバト・ガビチョウ


 

風の鳥日和

 

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