ツアー名:7/11(月)ブッポウソウに会いに行く 長野・天龍村【見れるか巣立ち】
今回は晴れました。巣立ちは見れるのか?期待しながら天龍村へ向かいます。
この日は平日なので村役場が開いています。役場内にツバメの巣がたくさんあるようで、周辺ではツバメが忙しそうに飛び回っています。村役場内のモニターでブッポウソウの巣箱の中の様子を確認できます。しかし晴れていると巣箱の中は暑そうです。土曜日は4羽の雛がいたのですが、日曜日に1羽が巣立ったので3羽になっています。
手前がツバメ、奥がイワツバメ
今日も1羽が巣箱から顔を出して巣立ちの準備をしています。親は近くから見守っているようです。ときどき「ゲッ」って鳴くのは巣立ちを促しているのかな? 餌を持ってきますが、すぐには雛には与えずじらしているようです。遠く上空にはクマタカが現れました。よく見るとブッポウソウがクマタカに攻撃するような素振りを見せています。これはモビングっていう行動でしょうか。
雛のほうは巣箱の穴に脚をかけています。もう1羽の雛が穴の隙間から顔をのぞかせています。「もう後ろがつかえてるんだから早く行けよー」って言いたいんでしょうか?
ブッポウソウの成鳥
ほどなくして雛が巣立っていきました。撮影スタンバイの皆さんはその瞬間を撮ることはできたのでしょうか?巣立った雛はお寺の隣の木にとまっているようです。いきなり遠くまでは飛べませんよね。しばらくは親に餌を運んできてもらうようです。
巣立つ雛
すぐ近くの木にいるとわかっていても、これだけ葉が茂っていては雛は見つかりそうにもありません。しかしここからがガイドの仕事。あっという間にスコープに入れて見ることができました。さすが。
このあともう1羽の雛も無事に巣立っていきました。翌日の午前中には最後の雛が巣立ったそうですから、この日で巣立ち撮影チャンスはギリギリでした。危ない、危ない。
巣立ち後の雛
もう一ヶ所の巣箱があるポイントにも行きました。ここでは絶賛子育て中です。親が1羽なのかな? 巣立ちまではもう少しかかりそうですね。巣箱の中はわかりませんが、無事に巣立ってほしいものです。
今回も短い時間でしたが、まずまずの撮れ高を確保して帰路に着きました。ちなみに、帰りの談合坂SAでは結構な数のツバメのねぐら入りを見ることもできました。これからもっと数が増えていくのでしょうね。
次回は8/6(土)暑さを逃れ、涼を求めて富士山・奥庭です。
*写真の一部はご参加の方からご提供いただきました。ありがとうございました。
【今回確認できた鳥達】
キジバト・カワウ・ホトトギス・トビ・クマタカ・ブッポウソウ・コゲラ・ハシブトガラス・ツバメ・イワツバメ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・ムクドリ・スズメ・キセキレイ・カワラヒワ・ホオジロ