講座名:6/3(土)オオルリやキビタキを探そう 多摩森林科学園
緑の濃い季節がさらに深まってきました。朝の高尾駅前はイワツバメやツバメが忙しそうに飛び回っています。子育て大変ですね。イワツバメは集団生活らしいので、近所のコロニーがあるのかな。
遠くのマンションにイソヒヨドリのオスとメスがいます。海沿いの地域から進出してきているのでしょうか。多摩森林科学園までは徒歩10分。途中の南淺川ではセグロセキレイがいました。羽の色が淡いので幼鳥かな。
観察風景
入園後はまず森の科学館裏の池でモリアオガエルの卵を確認。ガビチョウも元気に鳴いています。うるさいくらい?
森の中ではコゲラが元気です。くちばしの短めな幼鳥もいるようなのでファミリーかな。「つきひほし ほいほいほい」のサン●ウチョウも声のみでなかなか姿は見えません。
上空ではオオタカが旋回中ですが、珍しくトビ2羽に追われています。トビからすれば巣を狙われると思ったんですかね。お腹にバンド模様のノスリも通過していきました。
詳しいことは公表できませんが、アオ●ズクもいましたよー。眠そうですが、時々ギロリと周囲を見渡しています。こちらもなるべく遠くから観察してあげたいですね。
ホトトギスがよく通る声で鳴いています。「ホトトギスッ!」と叫んでいるように聞こえます。その元気な声は托卵のための作戦か、はたまた子供への鳴き方のレクチャーなのか。しかし残念ながら姿は見えそうで見えず。見えるのは飛んでいくときだけでした。
時折、ホオジロやシジュウカラが虫をくわえて現れては飛び去っていきます。近くに巣があるんでしょうね。育児、大忙し。あまり近づかずに見守りましょう。
全体的に不作の中、人気者も観察できましたということで本日終了です。撮影は大変でしたが、鳥たちの生活ぶりがよく観察できました。
次回は7/29(土)多摩川でツバメのねぐら入りを観察します。観察終了時には立川の花火大会が見えるかも!?
写真と動画の一部はiPhone+スコープで撮影しました。
使用機材:TSN664M+TSN-IP5+TSN-AR66Z(いずれもKOWA社製)
【今回確認できた鳥達】
ホトトギス・トビ・オオタカ・ノスリ・アオ●ズク・カワセミ・コゲラ・アオゲラ・サン●ウチョウ・ハシブトガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ツバメ・イワツバメ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・イソヒヨドリ・コサメビタキ・キビタキ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・イカル・ホオジロ・ドバト・ガビチョウ