つむじかぜ578号
GWの添乗報告も盛りだくさん! 号
特集1連休よ、さようなら
ついに終わってしまったゴールデンウィーク。悲しみに耽るみなさまが五月病に負けないよう、今回は暑い熱いインドシナ方面の添乗報告記をご紹介します!
★ キラッと☆スリランカ6日間(Facebookページ)
自然が豊かであることがこの国の一番の魅力だなと強く感じました。スリランカ料理は野菜もたっぷり入っていて、大変美味でした! (まえだ)
『まぁまぁ、そんなに肩に力入れないでゆる~く生きていきましょ』おおらかなラオス人の性格がよくわかりました。 (ひらやま)
【関連ツアー情報】 連休なんてなかった…というアナタに!
特集2キルギスで 好みに合わせて 山三昧 or 馬三昧
「中央アジアの真珠」と称されるイシククル湖、騎馬民族を育む美しい草原など、魅力的な大自然を擁する保養地として旧ソ連圏で有名なキルギス。今夏、旅してみませんか?
6/24、9/16発
最大でも7名様限定のプレミア企画。イシククル湖南岸の高原をのんびりと馬で旅します。乗馬初心者でも安心です。6/24発は定員間近です!
天山山脈の懐・イシククル湖南岸を馬で旅する
出発日 | 旅行代金 | 出発場所 | 催行状況 他 |
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2025/06/27(金) | ¥628,000 | 東京・大阪 | |
2025/08/22(金) | ¥639,000 | 東京・大阪 |
7/15、8/9、8/19発
美しい雪山を背景に緑の草原が広がる「天空の湖」を、遊牧民の住居「ユルタ」に泊まりながら馬で目指します。8/9発は満席。他出発日もお急ぎください!
「遊牧民の楽園」を目指して
出発日 | 旅行代金 | 出発場所 | 催行状況 他 |
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2025/07/25(金) | ¥538,000 | 東京・大阪 | お花畑シーズン |
6/18、7/16発
山好きのアナタにお勧め! キルギスの豊かな大自然の中をキャンプトレッキング。アラクル湖のテント場は「これぞ絶景!」です。7/16発はまもなく催行人数に達します!
特選!風カルチャークラブ情報
5月に入り、陽気の良い日が増えてきました。野に山に、街歩きにと様々な企画を気持ちよく楽しめる季節です。ご参加お待ちしてます!
~川﨑一洋さんに教わる~
高野山で振舞料理(ふれまいりょうり)をいただく
-精進料理の歴史-
30種類の木を覚える -照葉樹編
田中宙さんの解説で歩く 地球と対話・ジオウォーキング
交野山(こうの山) 巨石信仰の花崗岩地域を歩く大阪盆地一望の里山
眞鍋じゅんこさん&鴇田康則さんと歩く
東京湾岸あるき 陸から海から今むかし -23区内唯一の漁師町風情・羽田を歩く-
今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載
【ネパール・パトレ村】
震災1年後の様子を見てみよう
【ツアー関連情報】
マヤのドラゴン「ククルカン」の鳴き声とは?
【風の鳥日和】
★【開講記】夏鳥は帰ってきたのか?
観察チャンスの短い旅鳥も確認中
キジの“ほろうち”ってなんの事?
【イベント報告記】
★~1日限定ゲル建て隊員大募集!
モンゴル遊牧民が住む“ゲル”を建てよう!
ゲルの構造を豊富な写真で説明します
お待ちかね!風のイベント情報
東京・風のイベント
関西・風のイベント
大阪支店の夏のモンゴル説明会詳細が決まりました! 各回テーマを決めて、モンゴルの魅力をお伝えします。
「未経験者から経験者まで 安全で楽しい風の乗馬ツアー」
「風の旅行社でしか泊まれない!直営キャンプで過ごすモンゴル」
「乗馬だけじゃない!風のモンゴルの魅力」
「未経験者から経験者まで 安全で楽しい風の乗馬ツアー」
- 会 場:ハービスPLAZA3階 風の旅行社大阪支店
- 参加費:無料
外部イベント
「ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~」
「ブータン王国国立博物館」、「ブータン王立織物博物館」、「ブータン王立テキスタイルアカデミー」の全面協力により、各施設に所蔵されているブータン仏教に関する仏像、仏画(掛軸)、法典、宗教楽器、織物など、貴重な文化資料を日本で初めて公開する。
- 日 時:5/21(土)~7/18(月・祝)10:00~17:00 (日曜日は9:00~16:00)
- 会 場:上野の森美術館(東京・上野)
- 入場料:1,400円(前売り 1,200円 ほか割引あり)
「第2回:閉じられた聖なる空間―ネパールの台所」
- 日 時:5/25(水)19:00~20:30(開場18:30)
- 会 場:CAFE Lab.(大阪市・北区)
- 定 員:50名(事前申込制)
- 入場料:500円(1ドリンク代)
おいしい教室 ~旅とスープ vol.02
「幸せな国ブータンの、おいしい食卓」~
- 日 時:5/28(土)14:00~16:30
- 会 場:株式会社スープストックトーキョー 本社(東京・中目黒)
- 定 員:30名(事前申込制)
- 参加費:5,000円(ドリンク・食事付)
風の向くまま・気の向くまま ―第四百二話―
代表取締役 原 優二
●『明治大正見聞史』
明治という時代の一般の人々は、どんなことを考えていたのだろうか。“御一新”という言い方は“維新”より分りやすい。『明治大正見聞史』(生方敏郎著、中公文庫)は、群馬県から出てきて明治期に学生生活を東京でおくった著者の見聞録である。
これを読むと“御一新”とは、一般庶民にとっては雲の上の出来事だったことが分る。新しい世の中に期待を寄せた人々が、物納から金納に変わった税金に苦しめられ、始終、日本のあちこちで一揆がおきていたらしい。従って、余り庶民には“御一新”は歓迎されていたとは言えない。
“御一新”すなわち明治政府への評価が大きく変わったのは、なんといっても明治27年(1894年)の日清戦争であろう。2回にわたるアヘン戦争で清は国力が衰え、日清戦争勃発時には、事実上、李鴻章の北洋艦隊しか国の軍は存在せず、しかも海軍としての練度も不十分であった、というのが日清戦争勝利の事情ではあるが、これによって明治の人々が大きな自信を持ち、庶民にとっても明治政府が大きな存在感を持ったことは確かだろう。
下関条約で、台湾と遼東半島の日本への割譲が認められたが、その後の3国干渉で遼東半島は返還することとなり“臥薪嘗胆”となるわけだが、以来、1945年日本敗戦まで台湾を占領したのだから驚いてしまう。
『明治大正見聞史』には、この日清戦争以前は、軍事色はまったくなかったが次々と細かな日常の中に軍事色が色濃く反映されていく様子を「戦争のはじめにもった不安の念が人々から脱れると共に、勝に乗じてますます勇む心と敵を軽蔑する心とが、誰の胸にも湧いて来た」と書いている。
また、日清戦争以前は支那に対する憎悪などというものは全くなく、むしろ先進的で尊敬すべき国であったが、開戦と同時に、支那人への憎悪が増し「討てやこらせや清国を、清は皇国の仇なるぞ、東洋平和の仇なるぞ、打ちて正しき国とせよ」という唄まで流行るようになったという。
10年後、日露戦争となる。日清戦争に比べ遥かに大規模となったこの戦争では“203高地”の戦いに代表されるように、激しい陸戦があり多くの日本人が命を失った。著者の兄が、いよいよもうじき招集されそうだと手紙をよこし、大学を辞め田舎に引き上げて母親の面倒をみろと書いてきたことで、日露戦争は著者にとって全く違う意味を持ち始めた。その心境を以下のように書いている。
「手紙を持つ私の手は思わずがたがたふるえた。兄はこの一月に結婚したばかりだ。(中略)勿論この戦争は自分たちの戦争とは思っていたものの、こうも直接に自分たち自身の戦争とは思わなかったのに。そしてやはり見物気分でいたのに。(中略)その日から本も何も手につかなくなり、帰国することばかり考えていた」
戦争は、ニュースで見ている限りは全くリアリティーがない。日本が他国と戦えばその勝利を望まないものはいないだろう。しかし、自分の身内が出征するとなると途端にリアリティーが迫ってくる。そんな様子がこの本で、手に取るように分る。 (つづく)
お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜
▼5月16日(月) 21時00分~21時54分 テレビ東京
世界ナゼそこに?日本人【ネパールに200校以上もの学校を作った日本人男性76歳】
ネパールで貧しい子供のために200校以上の学校を作った日本人男性76歳に密着! 以前は日本で普通に暮らしていた彼が水道もガスも通っていない秘境に移住した理由とは!?
▼5月17日(火) 12時00分~12時45分 NHKEテレ
先人たちの底力 知恵泉「大冒険を成功させるには?明治の探検家 大谷光瑞」
明治時代、はるかシルクロードを旅した西本願寺の僧侶、大谷光瑞。中央アジア、インドを行く過酷な旅。門徒を集めた探検隊は危機の連続。いかにして困難を克服したのか?
▼5月19日(木) 22時00分~22時54分 テレビ東京
カンブリア宮殿【一人でも多くの人に光を!日本とベトナム救う さすらいの眼科医】
「目」に関する深刻な病気は多い。その分野で世界でも認められるのが、服部匡志。病院に属さず日本各地を回り、時にはベトナムで貧しい人々を無償で治療する男の奮闘記とは。
【今週の気になる動画】
先日、東京本社に来店された現地オペレーターさんから伺った「豚ビーチ」。カリブ海のバハマで、野生の豚といっしょに泳げちゃうそうです! 反響次第で、ツアー作っちゃいましょうか?
編集後記
今朝出社すると、とある男性スタッフ(特に名を秘す)が双眼鏡を手に眼下を覗いているではありませんか。ちなみにオフィスは6F。 いやはや、これは危険な匂いがするぞ!
私も双眼鏡を手渡されたので、どんな美人がいるのかとドキドキしながら接眼レンズに目を当てたら、、、なんと目の前の電線にカワラヒワが止まっていたのです。黄色いボディにピンクのくちばしが、とっても素敵でした。
中野で初めて見たカワラヒワはさておき、O原の変な趣味が発覚せずにホッとしたというのが正直な感想です。みなさんも、くれぐれも勘違いされない程度に都心の探鳥をお楽しみくださいね!
みんなで覗けば怖くない!? バードウォッチング講座一覧はこちら!
(かわかみ)
※次号579号は2016年5月19日頃の配信予定です。
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■つむじかぜ578号(風の旅行社ウェブマガジン)
発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社
送信日 :2016年5月12日
送信元 :(株)風の旅行社
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・東 京
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