トレッキング装備の無料レンタル
かさばるストックやダッフルバッグ、現地でしか購入できないトレッキングマップや高額な高山病対策用品……。快適なネパールトレッキングを送っていただくため、風の旅行社で用意するトレッキング備品をご紹介します。
安全・安心のために
高所ツアーでは、同行ガイドや添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素濃度測定器)、体調管理表などを利用して常に体調の変化に気を配り、意識していないと忘れがちな深呼吸、水分補給といった順応行動を促します。また、4,000m以上で宿泊を伴うコースでは、緊急加圧装置(商品名:セルティック、ガモウバッグなど)か高所登山用の酸素ボンベ、またはその両方を携行し、安全・安心な高所トレッキング運営に努めています。
【参考】ネパール・トレッキングの荷物と服装例
トレッキングの服装は、重ね着(レイヤリング)がポイント! 種類、機能の異なる複数のウェアを活用して、歩行中、休憩中、ロッジで寛ぎたい時など、場面ごとに温度調節できるよう心がけましょう。
トレッキングに同行するスタッフ
旅の良し悪しはガイドで決まると言っても過言ではありません。「ガイドは、単なる通訳ではなくその国の親善大使たれ!」と、誇りをもって仕事をしてもらうよう努めています。風の旅行社ネパール支店の社員をはじめ、スマートで陽気なガイドが皆様をご案内いたします。
なお、トレッキングに同行するスタッフを「シェルパ」と呼ぶ事もありますが、シェルパとはクーンブ(=エベレスト)地方に多く暮らすチベット系民族の名称であり、シェルパ族以外のガイドも多く存在します。
日本語ガイド
多くのスタッフが日本語研修、調理訓練、救命訓練、高所対応訓練などを受けており、日本側もその人となりをよく知るガイド達です。
地域や職能などによって分業化が進むネパールのガイドですが、風の旅行社では国内線やバスでの移動時も含め、カトマンズご到着時から空港お見送り時まで同じトレッキングガイドがご一緒させていただきます。
※シティガイドライセンスが必要なため、トレッキング後の市内観光は別のスタッフがご案内する場合があります。
サブガイド
高所に宿泊する募集型ツアーでは、体調不良などの緊急時に本隊とは別行動ができるよう、サブガイドが常に同行します(ご夫婦などで2名参加の場合を除きます)。
日本語勉強中または日本語が出来ないスタッフも多いですが、お客様の寝袋を畳んだり、洗面器でお湯を提供したり、ロッジで料理のお手伝いをしたりと、とても頼りになるトレッキングのサポート役です。
ポーター
トレッキング中、大きな荷物はポーターまたは家畜が運搬します(預け荷物重量の目安:お一人10kg程度)。ご自身で持つ荷物は、歩いている間に必要な貴重品、カメラ、水筒、雨具やお菓子など身の回り品等だけでOKです。
ポーターは次の宿泊地まで先行しますが、重い機材を持ち運びたいなどの方は、お客様と共に行動するプライベートポーターの手配も可能です。追加料金はコースによって異なりますのでご相談ください。
宿泊と食事について
ネパールのトレッキングルートは村と村を結ぶ生活道や古くからの交易路がほとんどで、道中には宿泊と食事を提供するロッジ(山小屋)がたくさんあります。風の旅行社のツアーでは、テント泊トレッキングを除いてロッジにお泊まりいただきます。
ロッジの概要
トレッキングルートには寝食を提供するロッジがあり、宿泊以外にも昼食や休憩、トイレのために利用します。通常、ゲストルームの設備は小さなベッドが二台とマットレス、LED照明のみといたってシンプル。男女別の二名相部屋利用が基本ですが、コースによっては一人部屋を確約できるロッジもございます。
※混雑している場合や、アンナプルナBC、ロブチェ、ゴラクシェプなどロッジが限られる地域では他の宿泊客と同室になる場合があります。
トレッカーが多いコースでは、部屋にトイレやシャワーが付いているデラックスタイプのロッジも登場していますが、まだまだ十分に熱いお湯は出ないことが多いため過度な期待はやめましょう。部屋にコンセントが無い場合、レストランなどの共有スペースで充電させてくれます(有料の場合もあり)。
トレッキング中の食事
風の旅行社のツアーでは、一部を除いてトレッキング中の食事はすべて旅行代金に含まれています。各自の好みに合わせてロッジのメニューをご注文いただきますので、朝・昼・晩に温かい食事をお召し上がりいただけます。
※人数が多いグループツアーの場合、ガイドがチョイスした数種のメニューをシェアする場合もございます。
なお、ミネラルウォーターなどのお飲み物は各自でご購入いただきますが、休憩中や食中・食後に飲む「お茶」は弊社でサービスいたします。
ロッジの食事メニュー例
山中では新鮮な食材が手に入らない事が多く、インスタント食品などの簡単なメニューになる事も多いのですが、お客様に美味しいものを提供できるよう工夫を凝らした“山ごはん”は、平地で食べるものとは一味違うはずです。
< 朝食 >
トーストと紅茶など簡単な食事が多いですが、ポテトや玉子料理、野菜などの副菜が付く事もあります。他にはチベット風の揚げパン・チベタンブレッドや、インド風クレープのようなチャパティなどが定番です。
また、風の旅行社のツアーではガイドがジャポニカ米を持参しており、体調が優れない時などにお粥をご提供いたします。お茶漬けや梅などご持参いただくとアクセントになります。
< 昼食・夕食 >
豆のスープをご飯にかける「ダルバート」と付け合せのおかず「タルカリ」、ネパール風の蒸し餃子「モモ」、チベットうどん「トゥクパ」、野菜や玉子を混ぜた焼きそば風の「チョウメン」やチャーハン「フライドライス」などのメニューが定番です。その他、スパゲッティやピザが食べられるロッジもあります。標高の低いエリアではビールやラム、ウイスキーなどもお楽しみいただけます(別料金)。