ルアンプラバーン郊外
メコン河畔の小さな村の暖かい一家が迎えてくれます
ラオスのメコン河畔の村にホームステイをしてみる。
気がつくとあちこちの家から子どもがやってきて、私たちを迎え入れてくれた家族の子どもが誰だか分からないような状況になる。外国からやってきたお客さんと遊びたくて好奇心のまま遊びに来るのは子どもだけじゃなく大人も同じ。
子どもと遊んだり、伝統的なラオス料理作りの手伝いをしたり、受け入れ先の家族とガイドを通じて話をしているうちに、周りによってきたラオ族、モン族、カム族と様々な顔立ちの人間が楽しく雑談をしている雰囲気がのどかでとてもいい。
この日、歓迎などをはじめとするお祝いの儀式である「バーシー」をしていただく。儀礼に使われるのは、お膳の上に花やバナナの葉、ロウソクで作った飾りに竹ひごに巻いた木綿糸が添えられたもの。
家族、友人、近所の人などが参加して、祈祷師による祝詞のあと、その場にいる全員が順番に祝福や健康を祈る言葉を唱えながら木綿糸を手首に巻きつけてくれる。実に楽しい交流となる。
そして、近所の人たちと一緒に伝統的なラオ族のローカルフードをいただく。
日本の文化に興味津々な彼らからは質問が止まらない。答えを返せば逆にラオスはこうだと教えてくれる。
村めぐりだけじゃ見えてこないラオスのリアルな生活がホームステイでは垣間見えた。貴重な時間。
バーシー中
ここが台所
メコン川の幸を用いた料理