6/25からチベット自治区、外国人観光客の受け入れ再開!
日本の外務省の渡航情報のレベルが下がればツアー実施即可能!

つむじかぜ187号より


ラサでの聖火リレーが無事終わったことを受け、6/25からチベット自治区の外国人観光客の受け入れが再開されました。あとは、日本の外務省の渡航情報が「渡航の延期をお勧めします」から一段階でもレベルが引き下げられれば、ツアーが実施できます。

もちろん、状況をしっかり判断して、実施しますが、現時点でも、現地からは、なんら問題はないという情報が入って来ています。弊社と十数年に亘って一緒に仕事をしてきた現地旅行会社のスタッフたちの心情を思うと、先ずはほっとしています。

現在、ツアーの実施に当たっては、日本旅行業協会(JATA)の申し合せ事項で、海外渡航情報が「渡航の延期をお勧めします。」以上の場合は、ツアーを行なわないことになっています。

あの、9.11米国同時テロまでは、海外渡航情報は数字による五段階表記の危険度で出されていました。そして、ツアーを実施できるのは危険度1までと国が決めていました。危険度1は現在の、「十分注意してください」に当たります。ところが、危険度表記のなかったアメリカで9.11が起きたことで、外務省に批判が集中したのです。その結果、「海外旅行は旅行者の自己責任で」という話になり、且つ、ツアー実施の可否も、「旅行会社の判断」に委ねられたのです。

しかし、先日、イエメンでツアーに参加した日本人観光客女性2名が誘拐されるなどで、旅行会社の判断がきちんとされていないという問題が指摘がなされ、JATAの申し合せ事項が再度、徹底されたばかりなのです。そんな事情ですから、旅行会社の判断に委ねられたと言っても、かなり、限定的なものになっています。状況としては、今日にも再開できるのにと歯がゆい思いで一杯です。

可能になり次第、即ツアーを実施しますので、もう少しお待ちください。皆さんの、笑顔が、現地スタッフへの最良の贈り物になるでしょう。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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