夏休み

つむじかぜ203号より


旅行会社の夏は、長い。G/Wが明けて、しばらくすると、夏の予約が本格化します。そこから、およそ4ヶ月続きます。今年は周知の通り、チベットの予約がなく、寂しい夏になりましたが、モロッコへ行かれるお客様が増え、多少なりとも盛り返してくれました。

夏が終わると、スタッフは順繰りに夏休みに入ります。有給と併せて一週間位ですが、その使い方は様々です。今年は、偶然だそうですが、ネパールへ行くスタッフが何人かいます。トレッキングをする者、親を連れてのんびりしに行く者、マウンテンバイクで走りに行く者、など様々です。風の旅行社の原点は、ネパールにありますから、私自身はスタッフがネパールへ行ってくれるのを、大変嬉しく思います。きっと、ネパールのスタッフも喜んでくれると思います。

その他にも、国内の旅行をする者、田舎に帰省する者など、千差万別です。中には、乳飲み子を抱え遠出は出来ないから、仕方なく、近所の公園や、親元に連れて行く者や、受験生を抱えていて身動きできない者もいます。昔は、夏休みには必ずと言っていいほど、みんな、海外に出ましたが、段々背負うものが増えてきたスタッフも多くなり、こんな様子になってきました。

人は、体を休ませることも大事ですが、心の休養こそ大切です。みんな、一休みし、また元気に仕事をして欲しいものです。かく言う私は、あまり夏休みを取ったことがありません。子供が小さかった頃は、8月の終わりに、土日絡めて3~4日休みましたが、子供が大きくなった今は、それもなくなりました。「普段、適当に、息抜きしているから大丈夫!」と負け惜しみを言っているのですが、実は家事などから解放され、自由になるにはまだ、後4年くらいは掛かりそうです。その時を楽しみにしています。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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