今日の昼過ぎ。
いつもの茶館へトゥクパ（チベット麺）を食べに行こうと
家を出たときのこと。
たいへんな人だかりができていました。
リクスムラカン南寺というのが、バルコルの南方にあるのですが、
そこで「ジンセー（護摩焚き）」をやっていたのです。
建て替え工事のため、最近、南寺の一部が取り壊されたのですが、
今日のジンセーは、新しい館を建てる前に、＜土地を浄める＞ために執り行なわれたのです。
通りすがりの巡礼者が立ち止まって、熱心に見ていました。
最近亡くなった親族や知人の名前を紙に書き、それも護摩焚きの火の中に
入れる人たちもいました。
よりよい転生ができるように祈るのです。
バルコルのすぐそばで、このような活動が見られるのは極めて稀です。
今日はとてもいいものをみました。
ジンセーに立ち会うと、自分自身も浄められるとか。
その浄めの力ほやほやに、日本に送ります。
