ザイサン丘の物語 9/2

皆様
サイバイノー!
モンゴル・カゼからムンフジャルガルです。
9月2日から14日までモンゴル・カゼで実習することになりました。
実習期間中にモンゴルニュースを送りますのご覧下さい。

ザイサン丘の物語り
モンゴルでは川は女性、山は男性を象徴しています。
昔、トーラという美しい女性にボグドとチンゲルテイという二人の男が恋をしました。
強いほうの男性とトーラが結婚することになり、2人は競争しました。
そうして、ボグドが勝ちトーラと結婚して幸せな人生を始めました。
負けたチンゲルテイは遠いところで生活する約束でしたが、チンゲルテイがボグドに「僕の身体の1部をトーラと一緒に繋げてください」とお願いしました。
チンゲルテイは勇者でしたから言った通り頭を切り、トーラの隣に置いておくようにしたのがザイサン丘になったそうです。
チンゲルテイの身体はチンゲルテイ山となり、高くそびえるようになりました。
そうして、ボグドはトーラ川のすぐ南側のボグド山になったのです。

※ザイザン丘はモンゴル語で「ザイサン・トルゴイ」といい、これを訳すると「ザイサンの頭」になります。

9月1日からモンゴルは学校の授業がはじまったのでウランバートルはとてもにぎやかです。

ムンフジャルガル