明日はチンギス・ハーンの誕生日でモンゴル全国休日です。
今年はチンギス・ハーンの生まれた850年の記念年。このチンギス・ハーンはご存知の通り、モンゴル国の存在を世界中の人々に知らしめ、モンゴル人の誇りとなってる大人気の人物です。でも私達は今までチンギス・ハーンの生まれた日をはっきりと決めてはいませんでした。
そこで、今年は大統領の命令で研究者、学者たちが協力してチンギス・ハーンの生まれた日をはっきりさせました。
チンギス・ハーンの生まれた日は西暦でいうと1162年。モンゴルの歴代ハーンの綴った歴史の書には「冬の最初の月の元日」となっています。この日はモンゴルの太陰暦で馬日。今年でいうと11月14日となります。
太陰暦を使うと11月14日は毎年、日にちが変わるため、来年は変わる可能性がありますが、今年は国会決議で11月14日はモンゴルは全国休日として、チンギス・ハーンの誕生日を国民全員で祝うことに決定しました。
これからも毎年太陰暦で「冬の最初の月の元日」はチンギス・ハーンの誕生日として、モンゴル全国休日になります。
チンギス・ハーンの生まれた日は「冬の最初の月の元日」でなく冬初月の3日だといってる人や、その他にも、色々な説があって、何が正しいのかはっきりしませんが、私の考えでは、大切なことは11月14日か11月何日かということでなく、モンゴル人の誇りとなったチンギス・ハーンの誕生日をみんなで祝ってモンゴル国を愛して、チンギス・ハーンやチンギス・ハーンから伝わってきたこのモンゴル国、遊牧民生活を大切にする事だと思います。
昨日は国会議事堂でモンゴルの優秀な学生や高齢者が集まってチンギス・ハーン像の前でモンゴル国民として遵守することを誓いました。
誓いの言葉
独立したモンゴル国の国民になった私は、
青空の下で法律や規則を守って調和を維持し、
母国モンゴルや母国の独立を自分の命のよう
に愛して、人道的な国際民主社会のため
教養のある、人道主義の人になっていくこと
を英雄的な祖先の系統になった
モンゴルの国民は誓います。
おわり