サインバイノ~?
今回は、モンゴルのクリスマスについて紹介したいと思います。
日本とはちょっと違う、モンゴルの新年/クリスマス祭は、社会主義の時代にロシアから伝わってきたものです。
クリスマス祭は年末から年始にかけて行われるもので、町では12月はじめごろから準備が始まります。最近は、ウランバートルのあちこちにツリーが飾られて、町中が華やかになりました。モンゴルでは、会社や公共機関などでは、前もって新年パーティーを行ったりもします。
12月31日は、家族みんなで揃って、友人や恋人と一緒に過ごします。夜の0時になると、大統領が国民に向けてお祝いの言葉を言うので、そのテレビを見てから、シャンパンを開けて乾杯します。
又、スフバートル広場では、人々が集まって花火を打ち上げて歌ったり、踊ったり賑やかな新しい年の幕開けをお祝いします。
今、ウランバートル市の賑やかな所にあるノミンデパートは、12メートルのツリーが飾られています。大きなお店ではどこも、ツリーの飾りが売られています。
また、モンゴルには、冬のおじいさん(ウブリーンウブグンアーブ)というモンゴル版のサンタクロースもいます。
冬のおじいさんは、白いデールを着たモンゴルの土着の神様で、12月31日に子供たちにプレゼントを持ってきてくれます。
(最近は欧米風のサンタクロースもよく見られるようになりました。)
ちなみに、新年会の時は、女の人はドレス、男の人はスーツを着て、おしゃれをして参加します。
子供たち12月31日ウブリーンウブグンアーブが何時来るかを楽しみに待っています。私も待っています(笑)
(おわり)