現在、学生スタディーツアー・モロッコのメイン活動地となっているハミリア村。モロッコ支店スタッフをはじめ、その村を訪れたスタッフが「あの村は素晴らしい!」と口を揃えて言うくらい、たくさんの魅力があふれた活動地です。
では、いったいどのような場所なのか?
今回はQ&A形式でわかりやすく、ご紹介したいと思います。
観光地じゃないから、
こんなこともできちゃう!
ヤシの木が生い茂るテントサイト
笑顔が素敵な子供たち
大家族で暮らす校長先生のお宅にも
お邪魔させていただきました
このギナワミュージックは、16世紀後半に西アフリカ諸国からモロッコに連れてこられた黒人奴隷者やその子孫たちが、宗教儀礼や精神療法などをする際に奏でる音楽が基になったものだといわれています。ギナワの特徴は、伸びやかな歌や躍動的な踊りと共に、主に3つの楽器(太鼓、弦楽器、金属製カスタネット)を使用し、中でもカルカバと呼ばれる金属製のカスタネットのような楽器は形が独特で、その当時黒人奴隷者がモロッコで従事したのが主に鍛冶職人だったことに由来する、という説もあるそうです。
ライブハウスに響き渡るギナワ楽団の音色
テントサイトで聴く夜のライブも最高でした
昔、井戸として使われていた建物
畑で雑草抜きに励むお母さんたち
パンは毎日家のかまどで焼くそうです
炭火でじっくり温められたミントティ
実際、KHAMILIAでどのような教育支援活動を行うかは、現地に行ってから、一緒に旅をしている仲間たちと相談して決めてもらう形をとっています。 (過去のツアーでどのような活動を行っていたかは、過去の報告記を参考にご覧ください) 尚、同行しているガイドや添乗員も一緒に活動をサポートしますので、ご安心ください!
校庭には、サッカーに熱中している子供たちの姿も
一番大きな教室には30人くらい入ります
日本の歌を覚えるのが速くてびっくり!
讃岐うどんを美味しそうに食べるこどもたち
テント村の前にはサハラ砂漠の景色が広がっており、夜は満天の星空と夕陽や朝陽を拝むことができます。砂漠の町ならではの、好ロケーションです。尚、このテントに泊まることで、村への寄付にもつながります。
そうそう、夕食に出して頂いた焼きたてパン、炭火でじっくり煮込まれたタジン料理、串焼き料理がとってもおいしかったです。じっくりコトコト時間をかけて作られるスローフードは、やっぱり格別ですね。
テントサイト全景
寝床にはマットレスと毛布が
備え付けられています
サイト前は一面砂漠で夕陽と朝陽が美しい
星空の下、キャンプファイヤーにあたり
ながらギナワ音楽の演奏を聴く贅沢な夜
夜は暗くなるので
ライトがあると良いでしょう
サンダル、小さな懐中電灯、タオル(備え付けがありません)、風と砂の入りにくい服装(特に夜)、サングラス、お肌対策グッズ、マスク、星座早見盤など。それと、カメラや携帯の砂対策は忘れずに!
折り紙を器用に折るこどもたち
小麦粉文化圏だけに(?)、
うどんが大好評でした
今回はテントサイトのキッチンで
Let’s cooking!
野菜は畑のお母さんの背中から頂戴しました
ようこそ!
授業終了後は校庭で遊んで、
すっかり仲良しに
これまで、私自身4回目以上モロッコへ足を運んでいますが、今までで一番、素顔のモロッコに触れられたと感じた体験でした。ホームステイするほどは勇気がないけど、現地の人と触れ合いたいという方にはとってもお勧めです!まだほとんど知られていない小さな村ハミリアを訪れ、素朴な村人たちとの交流から得られる貴重な体験は、きっと一生心に残る宝物となることでしょう。
テントサイトから望む満天の星空
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