サエンバエノー!
モンゴル出張中の竹嶋です。
前回カラコルム遺跡のあるハラホリン村までの道路整備について書きましたが、ハラホリン村は「そらのいえ」に向かう途中の通過地点でもあります。ということは…そうです!そらのいえまでの車での移動が、以前よりだいぶ楽になりました!
道幅を拡げるための工事
道をふさぐのは
工事だけではありません(笑)
ハラホリン村から舗装道路でさらに西へ40kmホトント村へ。ここから南へ草原の道に入り、そらのいえがあるツァガンスムまでは40km。ここまで約1時間半。ウランバートルからで計算すると約6時間半で行ける事になります。
そらのいえは6月中旬のオープンに向け、既に準備が始まっています。到着後、そらのいえの家畜を管理して頂いている遊牧民のチメグさんと夜お酒を酌み交わしながら、この冬の事、家畜の事など色々な話をしました。
翌朝、目が覚め寝袋を脱ぎゲルの外に出ると、辺り一面の雪景色!!数日間続いた冷たい空気が、夜中に降っていたシトシト雨を雪へと変えたようです。
とはいえ、今年の草原はこの時期にして早くも青々としています。雪解けの水を多く含んだ大地が草を育てたのでしょう。10年に一度の厳しい冬を越えたそらのいえの家畜たちも、春の暖かい日差しを浴びながら嬉しそうに草を食んでいました。
そらのいえの草原温泉を支える、源泉も訪れました。岩の間からコンコンと湧き出る源泉をコップで一掬い。少しずつ飲むと、朝のまだ冷え切った体をポカポカと長い時間温めてくれます。大地の恵みに感謝し、この源泉がこの先も途絶えることのないよう祈りを捧げて来ました。
そらのいえは、6月15日オープンです!
豊かな自然の恵みを受けた“温かい”そらのいえを、ぜひ訪れて下さいね!
チメグさん一家に
歓迎して頂きました
目が覚めるとあたり一面雪景色!
そらのいえの家畜は元気に
草を食べています
関連よみもの
風のモンゴル●直営キャンプ「そらのいえ」
風のモンゴル●直営キャンプ「そらのいえ」