あいさつがわり連勝がストップしたとはいえ、横綱白鵬が連続優勝中で、モンゴルではきっと盛り上がっていることと思います。相撲中継のあとはモンゴル人力士の取り組みを再現すべく、各地の各ゲル、各家族でモンゴル場所が同時開催されるので、先の九州場所後も相当、熱くなっていたことでしょう。
モンゴル人はとにかく相撲が好きな国民なので、草原に出るとコミュニケーションのひとつとして、ちょいちょい遊牧民と相撲をとる羽目になります。私などが同世代くらいの遊牧民とやってもまったく勝ち目はなく、小学生くらいの子どもでさえ半端なく強いと感じます。中学生くらいにもなるとそうそう勝てやしない。
なぜこんなにつよいのか？
モンゴルの人口はわずか300万人。
茨城県の総人口とほぼ同じ人間しかいないのに、人口1億3千万の日本相撲界の頂点を抑えてしまうその強さ。
小さいころから家畜の世話など力仕事をやっているから、なんてのは当たり前の回答ですね。
肉ばかり食べているからってのも、ちょっと違う。（と思います。）
私が（あくまでも個人的に）思うに、ちょっと前の草食系とか肉食系といった性格分けの方法をモンゴル人にあてはめるならば、モンゴル人はほぼ100％肉食系です。（言いきりました。）
というより、肉食動物なのではないか？と思うこともしばしば。（これは大げさです。）
一見おっとりした旦那やご婦人でも当たり前のように羊を解体しますし、おとなしそうな奥様でも旦那の浮気には鬼のようになります。その姿をみたら普通の日本人なら、モンゴル人女性にはこわくて近寄れなくなるでしょう。
一方で、日本人はどうでしょう？モンゴルの遊牧民を見ていると、日本人は本質的にに草食系だと感じます。
あまりに彼らがたくましすぎるので。
そう考えると、頭数の多い草食動物＝日本人とまあ、相撲界にもぴったり当てはまる感があります。
300万の肉食動物の群れの中で生きている彼らはすでに強者。
そりゃ強いですよね。
