どんぐりの木。一年中こんもりと緑を繁らせている木。鎮守の森。
こんなイメージの照葉樹を中心にした自然林の30種に挑戦です。
照葉樹の木々はどれも雰囲気が似ていて、これを正確に判別するにはコツがいる。
東海道沿線で唯一残存する照葉樹林・大磯高麗山の自然林(神奈川県の天然記念物指定)がフィールド。カゴノキ、モクレイシといったちょっと珍しい木々も顔を見せてくれます。
10:00〜15:00 講師と共に山を歩き、枝ぶりや葉の形を見ながら観察して行きます。
途中、昼食(各自弁当などを持参)をはさみ、午後も歩きながら観察します。
※筆記用具をご用意ください。葉の裏などの細かい毛を見て、見分ける場合もあります。ルーペがあると便利です。
※「照葉樹編」は春と秋に年2回開講しています。「30種類の木を覚える -初めての樹木観察 –」も毎年開講しています。
講師
城川 四郎 (きがわ しろう)
葉っぱによる樹木の判別を分かりやすく解説
植物・キノコ研究者。元神奈川県植物誌調査会代表。主な著書『神奈川県植物誌2001』(共著)、『きのこ狩りを楽しむ本』(学研)、『猿の腰掛け類きのこ図鑑』(地球社)、『樹に咲く花− 山渓ハンディ図鑑』(山と渓谷社/共著)、『検証キノコ新図鑑』(筑波書房)。分かりやすい解説に定評がある。