現地滞在講座 悠々ニッポン
○ なにかひとつをしっかり習得する。
○ じっくり腰を据えて、その地方の文化を知り、生活を楽しむ。
○ 田舎暮らしの場所探しと生活体験をする。
▶︎プログラム一覧
沖縄の中でも長寿の村・大宜味村。病害虫が多いことで知られる亜熱帯圏の沖縄で、草生栽培と天敵利用でみごとに有機栽培が成り立っている。トマト、ナスを中心に、夏から秋はパパイヤ、マンゴー、がたわわに実る。20年以上沖縄で自然農法を営み、沖縄の自然農法を語らせたら右に出る者はいないという場長を筆頭に、約10名の人情味溢れるスタッフが指導。暇を見て三線の上手なスタッフと琉球民謡で和んだり、アクティブに海へと出かけたり。
畑に南国の自然の生態系を取り入れた大きな農園で、自然農法・有機JASの畑仕事に参加。ノウハウも習う。
[この講座で体験・見学すること]
この農場では、畑に自然の生態系を取り入れた、化学合成資材に頼らない自然農法を実施しています。農水省の認定する「有機JAS」も取得。亜熱帯圏の沖縄は病害虫が多いことで知られていますが、その中にあって「草生栽培」を取り入れてみごとに有機栽培が成り立っています。草生栽培とは、草を畑に残したまま土づくりを行いつつ栽培を行うものです。長くなった草は根から引き抜かず上刈りだけを行います。害虫もある程度はいますが、草の中に住み着く益虫(天敵)によって、作物が害虫による大被害をこうむることはありません。ほとんどがハウスによる栽培となっており、品目は冬〜春は畑の管理作業(さつまいもの蔓あげなど)、夏〜秋はマンゴー・パパイヤ・エダマメが中心です。「雑草対策」という言葉があるほど、畑の「草=害」という観念の強い日本で草生栽培は受け入れがたいものかもしれませんが、平成15年のトマトは30アールで21トンをこえる収量をあげ、成果を出しています。環境保全型農業である自然農法、農水省の認定する「有機JAS」、それぞれのノウハウを学ぶ絶好の機会となるでしょう。
[受け入れ農場]
青少年の情操教育と沖縄の文化継承を願いとする(財)MOA沖縄事業団が運営しています。ご希望があれば華道や茶道、岡田式健康法の体験もできます。三線(さんしん)の上手な職員もいますので、琉球民謡も体験して下さい。農業技術指導は若い青年が担当します。農業理論がしっかり備わった方です。一緒になって農作業を行う中で学んで頂きます。20年以上沖縄で自然農法を営んできたベテランの場長もいますので、いろんな質問ができます。
[農場までのアクセス]
農場は沖縄本島の大宜味村です。沖縄空港から高速バスで名護バスターミナルへ移動下さい。名護バスターミナルに農場の方が迎えに出ます。名護までのバスは所要160分。25〜75分間隔で運行。料金1,810円。
[宿泊先について]
農場の近くの民宿等をご紹介します。*別料金です・民宿から農場までは、農場の職員が出勤・退勤の際に民宿を経由しお連れします。
[集合・解散時刻]
初日は14時、最終日は昼食後解散を目安にしています。最終的には、お客様の航空便の発着時刻に合わせて、調整します。
講師
MOA大宜味農場 (もあ おおぎみのうじょう)
自然農法、有機農法に取り組む大規模農場
青少年の情操教育と沖縄の文化継承を願いとする(財)MOA沖縄事業団が運営しています。ご希望があれば華道や茶道、岡田式健康法の体験もできます。三線(さんしん)の上手な職員もいますので、琉球民謡も体験して下さい。
農業技術指導は若い青年が担当します。農業理論がしっかり備わった方です。一緒になって農作業を行う中で学んで頂きます。20年以上沖縄で自然農法を営んできたベテランの場長もいますので、いろんな質問ができます。