【開講記】今年も給餌で大忙しのブッポウソウ 長野・天龍村

ツアー名:7/6(土)ブッポウソウに会いに行く 長野・天龍村沼


連日の雨でこの日の出発時も雨。今回の目的地の長野県・天龍村も雨予報がちらほらと出ています。天龍村に近くなると明るい曇り空。これは期待できるか。

途中の道路沿いに掛けてある巣箱の近くでもブッポウソウを確認できました。


飛翔するブッポウソウ飛翔するブッポウソウ

天龍村役場に到着後、隣接するお寺の境内へ。ご住職にご挨拶して観察開始です。今年の村役場の巣箱では4羽のヒナが成長中だそうです。3年前は巣立ちの時期でしたが、ここ2年は産卵の時期が遅れるなどして、ヒナはまだまだ小さいようです。

この巣箱の内部にはカメラが設置されていて、村内のケーブルテレビでその成鳥の様子を見ることができます。お寺の境内のテレビでも放映しているので、エサを運んできた親が巣箱にダイブしたら視線をテレビに移してどのヒナがエサをもらえているか確認します。ここでは両親2羽体制でエサを運んでいます。それでも4羽の子だくさんだと忙しいですね。ダイブしてタッチ&ゴーも速い速い。


境内のテレビで巣箱内の様子を放映中境内のテレビで巣箱内の様子を放映中

少し下流の橋へ行ってみます。この橋にも巣箱が設置してあって、河川敷から観察することができます。橋と並行する電線にはブッポウソウのほかにキセキレイやツバメの幼鳥も止まっています。ここでもエサを運んできたブッポウソウが頻繁に巣箱に飛び込んでいきます。


河川敷から観察河川敷から観察

最後にダムのそばにある巣箱を観察します。ここでもブッポウソウが子育て奮闘中です。ヒナは何羽かな?

今年の天龍村では10つがいほどが繁殖をがんばっているようです。秋が近づいてくると、巣立ったヒナも遠い東南アジア方面に渡って行くのだそうです。

来年も元気に戻ってきてくれるといいですね。


【今回確認できた鳥達】


カワウ、アオサギ、カルガモ、トビ、イワツバメ、ツバメ、コジュケイ、キジバト、ホトトギス、ブッポウソウ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ホオジロ

風の鳥日和

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