風の登山教室「山の難所の通過法」
< 机上講習 >
山には岩場や鎖場をはじめ、ヤセ尾根やガレ場といった通過しにくい場所や、複雑に入り組んだ尾根や谷など、道迷いしやすい場所が点在します。安全に通過するためにはそういった難所の特徴を知ることが大切です。写真や地形図で具体例を確かめつつ確実な通過方法を解説します。
< 実践講習 房総・小鋸山 >
低山ながらも険路が続く、房総の山を目指します。トンネルや岩場を越えて稜線に向かい、途中でキレットを通過して頂上へ。その奥の採石場跡地では、グランドキャニオンの愛称もある、壮大な景観が楽しめます。続く尾根も分岐が多くて気が抜けず、さまざまな難所が体験できます。
必要装備
- 60cmスリング
- 120cmスリング ※大柄な人は150cmスリングを用意
- カラビナ
講座日程:JR浜金谷駅(9:45頃集合・5m)沢コース小鋸山(195m)小保田バス停(35m)(タクシー各自払い)JR保田駅(16:00頃解散)
歩行距離:約9km
体力度/難易度: ※登山ツアーのレベル表示について
◇ 講座形式
室内での机上講習(無料)と、現地での実践講習(有料)を設けています。各回完結型ですので、実践講習のみ(机上講習のみ)のご参加も可能です。
◇ 申込要項
机上講習:
・弊社からご案内書類は発送いたしません。会場まで直接お越しください。
実践講習:
・講座のおよそ7日前までに、受講票(集合案内)を発送いたします。書類に記載のお振込先へご入金をお願いいたします。
・各回の最少催行人員は6名です。人数が多い場合は添乗員が同行いたします。
・講習中に利用する公共交通機関や食事代は各自負担となります。
・レベル表示は弊社基準の目安です。ご自身の体力や技術レベルにあった講習にご参加いただくとともに、ガイドブック等による登山道の情報収集を行うようお願いいたします。
・服装や装備が不十分と判断した場合、講習開始後でもそれ以上の参加をお断りする場合がございます。装備チェックリストを活用の上、お忘れ物のないようお気をつけください。
・山岳地域での怪我や病気は、搬送などで莫大な費用が発生する可能性があります。必ず各自で旅行保険/山岳保険へご加入ください。なお、屋外で行う講座は以下の傷害保険に加入しており、参加中に偶然な事故によって被った障害に対して支払われます。<死亡・後遺障害:1,000万円、入院日額:5,000円、通院日額:3,000円>
※原則として「講座」の参加費の払戻は致しておりません。ご都合が悪くなった時は、お知り合いの方にお譲り下さるようお願い致します。万が一中止の場合は、ご入金済みの参加費は全額返金致します。
※メールアドレスをお持ちの方はクレジットカード決済も可能です。
◇ 講師
すべての講座を木元康晴さんがご案内します。
同行ガイド
木元 康晴 (きもと やすはる)
東京都在住の日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅢ)兼山岳ライター。得意なエリアは、かつて山小屋のアルバイトスタッフとして3回の夏を過ごした、北アルプス。その他、八ヶ岳や南アルプス、中国・四国地方の山々にも精通。著書に『山登りABC 山のエマージェンシー』(山と渓谷社)、共著書に『関東百名山』(山と渓谷社)、『日本百名山ベストプラン BOOK』(JTBパブリッシング)など。山岳雑誌への執筆記事も数多い。
担当講座一覧