【スタッフ充電中ブログ シーズン2】スーホの季節

スーホの白い馬

「スーホの白い馬」光村図書 こくご(二)下より

ただいま!小2の娘は帰宅すると遊びたい衝動を抑えてまずは宿題にとりかかります。
低学年の国語の宿題といったら音読と漢字練習が中心。特に音読は保護者に聞いてもらってきちんとサインをもらう必要があるようで、私の前にちょこんと座って教科書を広げて読み始める。この時間が満更でもありません。

さて、小2の3学期になると個人的にスーホの季節という感じ。
例年だと、馬頭琴の演奏を聞きに連れて行ったり、イメージを膨らませてやるのですが、今年はこんな状況なので動画サイトで我慢。
馬頭琴の音楽を流しながら音読の宿題を手伝ってやります。モンゴルに想いを馳せながら。

ちなみに、このブログをご覧の方ならご存知の方も多いと思いますが、「スーホの白い馬」は中国で作られた民話でモンゴルのお話ではないのでモンゴル人は知らない人がほとんどです。
モンゴルでは「フフーナムジル」という民話が馬頭琴の誕生にまつわる話として広く知られていて、話の中に出てくるジョノンハルという駿馬は、馬頭琴の有名な楽曲となっています。勇猛に草原を駆け回る姿が目に浮かぶような素敵な楽曲ですので、ぜひモンゴルで聴いていただきたいものです。

*「フフーナムジル」のあらすじ

むかし、ナムジルという青年が西の果ての国のお姫さまと恋におちました。
ナムジルは東の果ての地から毎晩、翼を持ったジョノンハル(駿馬)にまたがりお姫様に会いに行きます。
果てしない距離をジョノンハルは翼を使って駆け、一夜にして往復する事ができたのです。
ところが、ある日、ナムジルに想いを寄せる他の女性が、毎晩ジョノンハルと出かけていくナムジルに気づき、
嫉妬のあまりジョノンハルの翼をはさみでばっさりと切り落としてしまいます。
翼を切られたジョノンハルはそのまま息絶えてしまいます。
ナムジルは、ジョノンハルを失った悲しみからその皮で馬頭琴をつくり、音を奏でてジョノンハルを偲びました。

モンゴルへ行けるようになるにはもう少し時間がかかりそうですね。
乗馬の腕が鈍らないよう、私も国内の乗馬ツアーの企画を始めています。近々発表できると思いますので少々お待ちくださいね。

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コメント一覧

国内乗馬の企画発表、楽しみにしています❕   モンゴル、ネパール、や、ブータンの、馬主さん達も待っているでしょうね。感染拡大の困難時を、乗り切ってくれたのか、心配でなりません。

2021.03.13 03:18 pm

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