体のメンテ

2年半ほど前に脊柱管狭窄症と脊椎分離症の両方が悲鳴を上げて、間欠跛行の間隔が5分ほどになり、弊社の事務所から中野駅まで行くのに1~2回は休まないと歩けなくなった。挙句は、座っている時も横になっているときにも脚の外側が痛くなり、限界が来るまでは我慢しようと決めていた手術を受けることにした。

術後、入れたボルトはしっかり骨に固定し安定していると整形外科ではいわれ、今は年に一度MRIを撮って様子を見る診療間隔になっている。整形外科的には成功のようだが、傷口の周囲は痛くなるし、座骨や尻、太腿あたりも痛くなるので、鍼や整体などに通っている。原因は、切った部分の周囲の筋肉が固くなり、上体を受け止めきれないからだと鍼や整体の先生から言われた。今は、腰に大きな負荷が掛かるようなことは禁止されているが、日常生活には支障はない。ランニングやトレッキングなどはできそうにないが、歩くことだって普通にできる。もちろん仕事もちゃんと続けているしモンゴル、ネパールにも行ってきた。

そんなわけで体のメンテをかなりやっている。3か月ほど前から通い始めた整体の先生に「よく、ここまで固くしたものですねえ」。と呆れられた。3回目には、「お尻が動かないから股関節も脚もみんな動かない。足の指なんか靴の形になってしまっている。健康骨も張り付いていて動かない。だから肩が内側に丸くなって縮んでいる」とボロクソに言われたが、「子供のころから長い年月かけて歪んじゃったから仕方がない。しばらく通って徐々に緩めていかないと、歪みも直せないから頑張って通いなさい」とも言われた。そうやら、全く希望がないわけではなさそうだ。しかし、筋膜剥がしは痛くてかなわない。

8年ほど前に、脊柱管狭窄症だけじゃなく脊椎分離症もあると診断されたときにも、「少年期に、スポーツで腰部に繰り返し負担がかかることで大人になってから発症したりします」と言われた。自分で原因を作ってきたとは驚きだが、自分で体を歪めてきたなどという覚えも意識もまるでない。ただ、小さなころから体が硬かったしO脚だっただけだ。それが悪いといわれても自分の所為じゃない。今さら体を取り換えるわけにもいかないし、何とかこの体と最期まで付き合っていくしかない。毎日ストレッチなどをしている。騙し騙し、いまの状態を維持できたらと願っている。

さて、インフルエンザが流行り始めたようだ。複数の異なったウィルスが同時に流行することはできないという話を聞いたことがあるが、本当だとしたら、これはコロナ終焉の兆し? そんなことはないのだろうが、妙な話を聞いた。発熱外来でPCR検査を受けたら陰性だったので帰宅したが、その夜高熱を発し、翌日また同じ病院に行ったらインフルエンザの診断を受けたというのだ。両方の流行が始まっているのだから、最初に両方検査すれば一度で済んだのにと思うが、 2類相当と5類の違いだからか対応が違うのだろうか。早くこの妙な混乱を収拾してほしいものだ。

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