仏跡、動物、信仰。ネパールの多様な魅力を巡る
ネパールは亜熱帯気候の国。南部のインドとの国境近くでは、標高100m足らずのタライ平原が東西に広がります。標高4,000m以上の上部ヒマラヤは国土面積の15%ほどである一方、タライ平原はその17%を占めます。そんなタライ平原の主要観光地が、「ルンビニ」と「チトワン」です。
ブッダ生誕の地・ルンビニは、悟りを開いたブッダガヤ、初めて教えを説いたサルナート、入滅の地クシナガルと並ぶ仏教四大聖地のひとつです。今回のツアーでは、アショカ王の石柱がある聖園地区や各国寺院が点在する寺院地区に加えて、郊外にある周辺仏跡も巡ります。
また、インドサイ、ナマケグマなどの哺乳類、魚を主食とするガビアル、獰猛なヌマワニなどの爬虫類、さらに450種類に及ぶ鳥類が生息するチトワン国立公園では、象の背から、カヌーの上から、野生動物たちを探します。
カトマンズへの帰りは陸路移動。途中、高台にある小さな宿場町バンディプールに宿泊し、まるで映画のセットのような古き良き旧市街を散策します。また、大願成就のマナカマナ寺院へはロープウェイで往復し、アンナプルナやマナスルの展望に期待します。