日本百名山展望の地
南アルプスの最北部に位置する南アルプス前衛の山『入笠山』。はるか太古は海底火山であった面影を残した山頂は草木がなく平坦なため標高1995mながらも頂上からの眺めは圧巻です。
正面に聳える八ヶ岳をはじめとして、富士山、南・中央・北アルプスまでを見渡せ、「日本百名山」のうち22の山を望むことができます。日本ならではの魅力が詰まった入笠山。入笠山と言うと、入笠湿原のスズランや高山植物に目が行きがちですが、残雪期には見晴らしもよく、素晴らしい眺望と気軽に雪景色を堪能できます。歩きやすい雪原を歩きますのでアイゼンやピッケルは不要です。
登山ガイド
古谷 朋之 (ふるや ともゆき)
岩手県出身。1973年生まれ。風の旅行社OB。株式会社KAZEエクスペディション代表取締役。
大学入学時より本格的に登山を始め、雪山、岩登りと登山に明け暮れる日々を送る。ナムナニ峰(7,694m)東壁初登攀等の多くのヒマラヤ登山を行った後、風の旅行社に入社。
風の旅行社名古屋を立ち上げた後、湘南に移転し登山に特化すべきKAZEエクスペディションと社名を変更し今に至る。
日本ヒマラヤ協会 常務理事、(公社)日本山岳スポーツクライミング協会 国際AC常任委員、NPO富士山測候所を活用する会 御殿場班、山岳ガイド風の谷 常勤ガイド、かながわ山岳ガイド協会所属。