添乗ツアー名 ●モンゴルの大草原で星空観察5日間
2023年8月18日(金)~2023年8月22日(火)
文・写真 ● 山田基広(東京本社)
今年で6回目となったモンゴル星空観察ツアー。星空解説員は今年も、某プラネタリウムの人気解説員にして星空メッセンジャー佐々木勇太氏。今年もKOWAさんより機材協力を頂き、土星の輪っか、木星の衛星、星雲に2重星など満天の星空+すこし遠くの宇宙も楽しんできました。さて。企画以来、催行確率100%の人気ツアーとなっているこのツアー。その魅力を解説します!
満天の星空に出会える時期が設定日
8月のモンゴルの降水量は梅雨の開けた同時期の東京の3分の1程度。さらに8月半ばを過ぎ、秋が近づくと晴天率も高くなります。このツアーはそんな晴天率の高い8月下旬~9月上旬を設定日にしているので、ほぼ間違いなく満天の星空を楽しんでいただけています。特に「ほしのいえ」のある草原は高い山がなく雲が滞留しにくいのもポイント。満天の星空が期待できるのです。
モンゴルらしい体験もお楽しみに
せっかくモンゴルに来たのだからやっぱり乗馬体験したいですよね。「ほしのいえ」自慢のパノラマ大草原での乗馬体験はこのロケーション(つまり、夜になればこの大空の下で星空観察が出来るのです)。乗馬未経験の方も安心の引馬で安全安心の乗馬体験をお楽しみいただけます。
もちろん、乗馬経験者は引馬をせず、自由に草原乗馬をお楽しみいただけます。
大草原で暮らす遊牧民のゲルにも訪問します。乳製品(馬乳酒やヨーグルト、チーズなど訪問するお宅で作っているものになります)を試食させてもらったり、タイミングが合えば乳しぼり体験も!
大草原には様々な野生動物も暮らしています。きつね(コサックギツネ)やハリネズミ、野ネズミ、運が良ければとびネズミなどの観察が可能です。見上げれば猛禽類が悠々と大空を舞っています。日中の大草原や大空も目が離せません。
ワークショップで星座に親しむ
ツアー参加者の多くは天文好きというより、満天の星空を純粋に楽しみに来ている方。星は好きだけど星座が分からない方がほとんどですので、講師の佐々木氏は「北極星の探し方」や「夏の大三角の探し方」など小学校で学ぶような基本からちゃんとワークショップをスタートしてくれます。
また、日中にプロジェクターを用いて代表的な星座の話やどんな姿なのかなど詳しく解説してくれます。夜になり本物の星空でもプラネタリウムのような解説を聴きますが、日中のワークショップのおかげで夜空を見上げた時に星座のイメージがぐっとつかみやすくなるのが嬉しいです。
夜には天体望遠鏡で憧れの惑星を覘いてみましょう。土星の輪っか、木星の4つの衛星など観たことがない方も多いはず。「銀河鉄道の夜」にも登場する“白鳥のくちばしの2重星”、漫画「北斗の拳」に登場する“死兆星”アルコル、日本では“すばる”という名で有名なプレアデス星団や、我々が暮らす天の川銀河に最も近いアンドロメダ銀河など天体望遠鏡を使ってよりはっきり観てみるのも楽しいものです。
星空と一緒に記念撮影などして遊ぶ
観察の合間には毎年恒例の記念撮影会。ちょっとしたコツで星空をバックに記念写真なんていかがでしょう。
ツアー中には星空撮影のやり方もレクチャーしますからぜひ、カメラ片手にご参加下さい!
コメント一覧
内田亜貴2023.10.24 08:08 am
スタッフの声2023.10.26 02:33 pm