フィッツロイ＆セロトーレ両方とも眺められるお気軽トレッキング～ロス・コンドレスの丘トレッキング～

ロス・コンドレスの丘からフィッツロイ（右）とセロトーレ（左）を望む

アルゼンチン・パタゴニアの名峰と言えばフィッツロイ（3,405m）とセロトーレ（3,102m）が有名ですが、この山を眺める為のトレッキングはそれぞれ1日掛かりの時間が必要です。
でも、そんな名峰を往復たったの2～3時間のトレッキングで両方とも眺められるルートがあるのです！

国立公園管理局の入り口からフィッツロイ（右）とセロトーレ（左）が顔を出す

ルートを進むとフィッツロイの全景と眼下にチャルテン村が見え始める

チャルテン村から徒歩で約10分程の外れにある国立公園管理局の敷地内からいくつかのトレッキングルートがあり、その一つが今回ご紹介するロス・コンドレスの丘トレッキングです。
まずは管理局の敷地内の平坦な道を進みますがここからも既にフィッツロイとセロトーレの山肌が顔を出すので、スタート段階から気持ちを高ぶらせながらルートを進みます。敷地の外れから丘へ通じる上りが続きますが、比較的緩やかな上りの為、きつさはあまり感じません。高度が上がるにつれフィッツロイとセロトーレの全景が見え始めます。こうして上ること約45分程度でロス・コンドレスの丘へ到着です！

ロス・コンドレスの丘からの爽快な眺め

荒々しく切り立った岩山セロトーレ

チャルテン村と蛇行するラス・プエルタス川の眺め

ロス・コンドレスの丘からはほぼ正面にフィッツロイ（右）とセロトーレ（左）の全景が見え、さらに右側の眼下にはチャルテン村まで見渡すことが出来、爽快な眺めを楽しめます。しばらくの間フィッツロイとセロトーレの眺めを満喫した後、元のルートを戻るのですが、実はここだけでは終わりません！戻る途中の分岐点からはさらにラス・アギラスの丘へのルートが続いています。

ラス・アギラスの丘からは広大な大地とビエドマ湖の景色が広がる

コバルトブルーに輝くビエドマ湖

ラス・アギラスの丘はロス・コンドレスの丘とはちょうど間反対に位置し、また違った景色が広がります。ここからは広大なパタゴニアの大地とその先のコバルトブルーに輝くビエドマ湖の眺めを見ることが出来、またひと味違った景色を満喫できます。パタゴニアの風に吹かれながら広大な大地を眺め思い思いの時間を過ごします。