MIATモンゴル航空(通称MIAT)は今年の夏からボーイング787型機を導入した。現在、MIATは、ビジネスクラス(C)12席エコノミークラス(Y)156席、合計168席のボーイング(B)737型機3機と、C25席Y196席、合計221席のB767型機1機、そしてC30席プレミアエコノミークラス36席Y226席(プレミアムエコノミーはYとほぼ同じシート)、合計292席の787型機1機の計5機を保有している。
787型機が導入されたお陰で、日本路線は今まで737型機しか飛んでいなかったが、767型機が、今年の夏から週に何回かは飛ぶようになった。実際、私が、先週の金曜日10/13にウランバートルへ向かう際は767型機だった。通路が2本のワイドボディーで、ナローボディーの737型機よりかなり大きく感じる。そして、昨日、ウランバートルから帰ってくるときは787型機だった。MIATもやっと国際線を飛ばす航空会社らしくなった。
2024年第一四半期には787型機がもう1機加わることも決まっており、サンフランかLAに飛ばすことを計画しているそうだ。そうなると、日本路線も767型機と787型機で運行されるようになるかもしれない。今年の夏は737型機が殆どだったので、来年は、座席数が2倍近くになる。今年は、席の確保に苦労したが、来年はスムーズな座席確保が期待できそうだ。
さて、今年も「モンゴル反省会」の時期がやってきた。15年ほど前から、毎年、10月に、MONGOL KAZE TRAVEL(MKT)のスタッフ、ガイド、ドライバーに、「ほしのいえ」と「そらのいえ」のスタッフを集めて「モンゴル反省会」をウランバートルで行っている。コロナ中は出来なかったが昨年から再開。今年は10/14の土曜日に行い30名ほどが集まった。みんなウランバートルに住んでいるわけではない。中にはダルハンなどから車で何時間もかけてやって来る者もいる。日本からは私を含め3名が参加した。
今年は、コロナの影響もあり、ガイドとドライバー、そして「ほしのいえ」と「そらのいえ」のスタッフが大きく入れ替わった。シーズン当初は、果たして従来の様に行くだろうかと心配したが、豈図らんや、ベテランガイドが新人ガイドを引っ張り、新しいメンバーが非常に頑張ってくれたお陰で、お客様にも大変喜んで戴けた様子でほっとしている。
ツアー参加者の皆さんに、弊社で帰国後にお願いしているツアーアンケートとガイド&ドライバーアンケートをまとめて印刷して持って行き、毎回、優秀なガイド、ドライバー、キャンプスタッフを表彰している。今年は、新人の表彰が続いた。
反省会の後は、恒例の夕食会とカラオケパーティーである。メンバーが替わってから一堂に会したのは今回が初めてだったので、知らないメンバーに戸惑い、夕食会は静かにスタートしたが、カラオケパーティーの頃には、モンゴル人らしさが爆発し、何時もの歌って踊る大音響パーティーになった。
私も、反省会に行って知ったのだが、今年のメンバーには、3組の夫婦がいる。羨ましい限りである。また、「ほしのいえ」の新しいコック長は、中学生の娘2人を、夏休み中は「ほしのいえ」のアルバイトに来させていた。他にも「ほしのいえ」のスタッフたちの幼い子供たちが何人もこの夏を「ほしのいえ」で一緒に過ごした。「職場に子供を連れてくるなんてとんでもない」などという考え方はない。大歓迎である。その所為ではないだろうが、今年は、小さな子供連れのツアー参加者が多く、日本、モンゴル両国の子供たちが「ほしのいえ」で一緒に遊ぶ姿が見られた。来年も続きそうである。