【開講記】東京湾で冬鳥観察 西の三番瀬 新浦安

ツアー名:2024/2/3(土) 湾岸の冬鳥 千葉・新浦安

今回は一般的に有名なふなばしの三番瀬ではなく、三番瀬の西端にある浦安市の沿岸で観察します。最寄りの新浦安駅から歩くと少々遠いので、東京湾岸近くまで路線バスで移動します。新浦安沿岸は、潮が満ちてくると砂浜がなくなるので、住宅街の防波堤に沿って続く護岸から海面周辺の海鳥を観察します。防波堤沿いの道路は地元の方の散歩&ランニング道でもあるので、おじゃまにならないように注意します。環境観察館前で準備をしているとメジロがやってきました。目の前に続く防波堤から海岸をのぞいてみると、ヒドリガモやスズガモが多めです。

ヒドリガモ


南西側に続く海岸まで行ってみますがイソヒヨドリが飛んできた程度でこちらはいまいち。ふなばし三番瀬や幕張方面の海岸を望む、北西側を重点的に観察します。オナガガモも混じるカモ類の中でイソシギが忙しく歩き回り、セグロカモメがたたずんでいます。数は少ないですが、ハジロカイツブリやミミカイツブリが波間で潜水を繰り返しています。

イソシギ


ヨーロッパトウネンが護岸のコンクリートの隙間の餌を探しています。近くの岩場にミサゴが降り立ち、獲ってきた魚をつついています。

ヨーロッパトウネン



近くの海面に頭がぼさぼさのウミアイサがやってきました。日に当たって羽の色が映えます。遠くの小さな岩場でミヤコドリが忙しそうに餌を探しています。

ウミアイサ



陽も傾いてきたところで鳥合わせをして、コミュニティバスで新浦安駅に戻って解散。
4/27(土)春の東京湾 千葉 新浦安でも夏羽のシギチを期待してまたのご参加をお待ちしています。

観察風景

【今回観察できた鳥達】

ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワラバト、カワウ、オオバン、ミヤコドリ、イソシギ、ヨーロッパトウネン、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、アカゲラ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ
 

風の鳥日和
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