【開講記】川沿いで多彩な鳥たちを観察 多摩川中流域

ツアー名:2024/2/12(月・祝) 冬の多摩川中流域 調布~登戸

今回は調布市の京王多摩川駅から川崎市の登戸駅まで多摩川中流域と呼ばれる川沿いを観察します。多摩川河川敷のグランドではツグミやムクドリ、ハクセキレイが地面を歩き回っています。
多摩川ではカイツブリや夏羽になりそうなカンムリカイツブリ、若いハジロカイツブリの群れがいます。

ハジロカイツブリ

上空ではミサゴが魚を狙って通過していき、遠くにハヤブサも舞っています。途中の二ヶ領上河原堰提にやってきました。

二ヶ領上河原堰提


川の水がこれから堰を越えようとしているところではヒドリガモやキンクロハジロ、ホシハジロなどが浮かんでいます。水が流れ落ちる勢いのある所ではオオバンやコガモが餌を探しています。

ヒドリガモ

キンクロハジロ


すぐ下の流れ際ではイカルチドリが小石に混ざってたたずんでいます。コンクリートブロックの上ではカワセミが小魚を探しているようです。

イカルチドリ


カワセミ


休憩に立ち寄った川沿いの公園ではシジュウカラやメジロが元気に動いています。コゲラも活発に樹をつついています。

コゲラ


多摩水道橋が見えてきました。川沿いの樹の枯れ枝にはホオジロやカシラダカ、アオジが集まっています。

多摩川


ホオジロ


最後に二ヶ領宿河原堰にやってきました。春になるとこの周辺も桜の名所のようです。こちらの「せせらぎ館」では多摩川について様々なことが興味深く展示されています。川沿いでは先ほどと同様にオナガガモやコガモなどが流れてくる水中で採餌をしています。コサギたちも歩いて餌を探しています。
観察する鳥が多すぎて、予定していた観察時間を延長&鳥合わせをして終了。
珍種の出現はありませんでしたが、身近な多摩川で多彩な鳥たちを観察できました。

【今回観察できた鳥達】

ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ドバト
 

風の鳥日和
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