ウズベキスタンのパンである「ナン」はインドのナンとは違って厚みがあり、もっちりした食感でベーグルにような食べ応えのあるタイプです。ウズベキスタンの各地では様々なナンがあり、中でも「サマルカンドナン」は、サマルカンド空港近くからウルグベク天文台跡までの一部の地域で作られている特別なものらしく、そこで作ったナンでしか出せない味や食感だそう。特徴はなんといってもその大きさ!直径25㎝ぐらい、1枚の重さは約800gはあろうかという大きさです。
サマルカンドナンは、その作り方も魅力的で手作業でこねた生地を窯に張り付けていくのですが、窯に落ちそうなところまで張り付けていきます。こちらの窯では生地にイースト菌は使わず、先に作った生地を混ぜて発酵させています。
その後、火をくべて約40分で焼きあがります。
また、乳製品を使わないので切って冷凍したら6ヶ月持つらしく、私もお土産に1つ持ち帰りました。鞄の場所をとってしまうのが唯一の難点ですが、自宅で切って冷凍し焼くときは少し水をふって電子レンジでチンをして美味しくいただきました。
バザールでみつけたらぜひ一口召し上がってください!
【残り30000食!】
人生80年として29200日。1日3食食べたとして一生で食べる食事回数は87600食。
現在55845食あたりなので、残り31755食。残り約30000食の中でもう一度食べたい食について書いてみたシリーズです。