ウズベキスタンといえば、サマルカンド。今も街のいたるところに青いタイルが散りばめられた壮麗なメドレセやモスクが残っています。これらはティムールが帝国の権威を示すために帝国内の建築家や職人の技術を結集し、建造させたものです。600年の時を経て、なお輝き続ける青の都の見所をご紹介します。
シャーヒズィンダ廟群
サマルカンドブルーの美しいタイルの宝庫でもあるシャーヒズィンダ廟群は、9~15世紀に建てられた霊廟群です。一直線に並んでいる、この死者の通りは観光客はもちろんのこと、ウズベキスタンの方々も巡礼に訪れます。
様々な書類のブルーを見れるのは、サマルカンドの中でも随一かもしれません。
グル・アミール廟(アミール・ティムール廟)
タジク語で「支配者の墓」という意味のグル・アミールにはティムール一族が眠っています。内部を覆う黄金は3kg使われており、ティムールの眠る墓石は黒緑色の軟玉(ネフライト)で造られ中央に置かれています。38mの美しいドームは優美な姿でティムールの偉大さが伝わってくるように感じます。
シヨブバザール
サマルカンドで最大のバザール(市場)であるシヨブバザールは野菜、果物、スパイス、お米に豆類、日用雑貨などを販売しており、まさに市民の台所といった雰囲気です。観光客に人気のドライフルーツやナッツ類も売っていますのでお土産を買うのもおすすめです。
また、サマルカンドのナンはもっちりしたナンで1個の重さは800gほどあります。お土産に持って帰る方も多く、切って冷凍すれば日持ちもするそうです。
レギスタン広場
3つのイスラム神学校が立ち並びサマルカンドのシンボルでもあるレギスタン広場には、多くの観光客が訪れます。夜のライトアップでは昼間とは違った雰囲気となります。
アムール・ティムールの愛した都、そしてシルクロードの十字路の町としても大きな役割を果たしたサマルカンド。サマルカンド・ブルーの街並みをぜひ実際にご覧ください!