大学生時代に行った動物園の学芸員実習のお話

担当したヤギとミニブタ

担当したヤギとミニブタ


私は、大学生の時に学芸員の資格を取得するためにとある動物園に実習に行っていました。
その時に、担当したのがヤギ・羊・ミニブタ・ペンギンでした。
ヤギ・羊・ミニブタは、インターンなどで行った牧場などでお世話をしたことがありましたが、
ペンギンは、ここで初めて関わりました。ペンギンはすごく繊細で一匹一匹個性が強い動物であることを初めて知りました。餌の与え方もその子のルールのもと与えないと食べなかったりするので、飼育員さんもすごく気を付けてお世話をされていました。
繊細なペンギン

繊細なペンギン


また、実習中特別にクロサイの獣舎に入らせて頂き、クロサイについても伺いました。
クロサイは、先ほど述べたペンギンよりも繊細で、毎日同じ動きをしないと部屋に戻らないと聞きました。
私が獣舎に入った瞬間外にいるはずのクロサイが警戒して何度も獣舎に近づき私のことを見に来ていました。
また、担当飼育員さんが変わると、その飼育員さんと関係性ができるのに1年もかかるそうです。
関係性ができないと動物は一切指示を聞いてくれません。
上記の経験を経て思ったのが、動物はすごく繊細な生き物で、良い関係性を築くには、動物の気持ちを見極め、寄り添うことが大切だと感じました。

皆さんも動物に関わる機会がありましたら、動物のことをよく観察して、どうしたら良い関係性を築けるか考えてみてください!

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