炳霊寺磨崖仏 右上に見える囲いの中に172窟の菩薩像がある
今私は西安から河西回廊を西へたどるシルクロードの旅に同行しています。
今日は、現地から蘭州〜炳霊寺をお便りします。
渋滞の蘭州を抜けて、山道をたどるコースは以前と変わらず。ただ途中から、今回はボートを使わず、車で炳霊寺駐車場まで行きました。劉家峡ダムから先の道中の景観も楽しめて、昼食もおいしい農家レストランで気持ちよくいただき、船酔いもなく、快適に炳霊寺まで到着できました。
蘭州から炳霊寺に至る道にて
炳霊寺直前の風景
炳霊寺入口からのダムと丹霞地形
炳霊寺は、石窟寺院としての価値に加えて、丹霞地形の迫力も抜群。秋入り口の過ごしやすい気候といい、国慶節後の観光客の少なさといい、完璧な旅日和でした。
いよいよ炳霊寺へ
炳霊寺の断崖、険しい山のところどころ修行したくなるような大小の洞窟が見える
奇岩が林立する断崖の下に彫られた石窟にある、仏さまや、壁画を見学しながら、谷の奥へと足を運んでいきます。今も残る唐代のレピスラズリの青や、孔雀石のエメラルドグリーンの顔料を実際に見ることが出来ることに改めて感動！
圧巻は、磨崖仏ですが、さらに魅了されたのが、まだ172窟の一仏二菩薩の左脇侍菩薩。お顔の表情と頭に載せた宝冠が見事で見入ってしまいました。現地解説員の方も、beautifulと絶賛してました。特別窟で写真が撮れないので是非足をお運びください。
炳霊寺の磨崖仏 イスラム侵攻後、痛みが激しかったという
炳霊寺を訪れるツアー 一覧
★12/27(金)東京発 空席あり↓
蘭州・敦煌・トルファン・クチャ
河西回廊に残る「炳霊寺」、敦煌の「莫高窟」、トルファンの「ベゼクリク千仏洞」、クチャの「キジル千仏洞」の４つの石窟に加え、「陽関」「高昌古城」「交河古城」「スバシ古城」などの中国シルクロード史跡も訪ねます。
出発日設定2024/11/8(金)～2025/03/07(金)
ご旅行代金548,000円～561,000円
出発地東京、大阪