ジョージアの山里で ふれあい、ハイキングと村散策

祈りの谷パンキシとジョージアの秘境をめぐる9日間

4名催行日本語ガイド

みんなでヒンカリを作りましょう

馬のレースをするパンキシの若者

季折々の花が咲くレイラさんのゲストハウス

ロシア国境に近い丘に立つ三位一体教会、奇跡を起こすマリア様のイコンがある(ステパンツミンダ)

トゥシェティへは険しい道が続く

トゥシェティの中心となる町オマロ

伝統的ワイン製造・保存に使われるクヴェヴリ(壺)

映画「アダミアニ 祈りの谷」のフライヤー

庭に木を植えるレイラ(映画「アダミアニ 祈りの谷」より)

コーカサス山脈とパンキシ渓谷(映画「アダミアニ 祈りの谷」より)

戦争で二人の息子を失ったレイラ(映画「アダミアニ 祈りの谷」より)

レイラのいとこで元戦士のアボ(映画「アダミアニ 祈りの谷」より)

ジョージア民謡を歌うキストの少女とアボ(映画「アダミアニ 祈りの谷」より)

出発日設定2025/08/29(金)
旅行代金599,000円
出発地東京
POINT
  • ドキュメンタリー映画「アダミアニ 祈りの谷」の舞台となったジョージアのパンキシ渓谷を訪れます。
  • コーカサス山脈の内懐に車でアクセス、その景観を楽しみます。
  • ジョージア最後の秘境ともよばれるトゥシェティ地方を散策します。
  • 緑豊かなコーカサス山中の村でハイキングを楽しみます(4日目と6日目)
  • ロシア国境に近い山奥にあるキリスト教会(サメバ教会)も訪れます
  • コーカサス山脈の展望が楽しめる軍用道路を国境近くまで走ります
早割120
詳細

●素朴でたくましいジョージア
コーカサスの山中に静かにたたずむ2つの地方を訪ねます。ひとつは、世界でも2番目にキリスト教を国教にした歴史を持つ国にあって、イスラム教徒が多く暮らすパンキシ渓谷を訪れます。「アダミアニ 祈りの谷」というドキュメンタリー映画の舞台になった里で、その登場人物とも交流します。もうひとつは、過酷な道を乗り越えた峠の先にあるコーカサス山中のトゥシェティの集落です。ジョージア最後の秘境とも呼ばれています。こちらも山を挟んで異教徒の国と接しているため独特の文化が育まれてきました。コーカサスの山々に暮らす人々、絵になる建築群、雄大な風景に出会う旅です。

《パンキシ渓谷》 映画「アダミアニ 祈りの谷」の地
ヨーロッパとアジアの境界にあり、多様な民族が暮らすジョージア。パンキシ渓谷では、他の地域では見ることができない、チェチェン文化やイスラム教徒の暮らしを見ることができます。19世紀、ロシア帝国による拡大政策でジョージアが併合されたのち、ジョージアの北に位置するチェチェンから多くの人々がパンキシ渓谷に移住しました。その後、イスラム教徒のチェチェン人とキリスト教徒のジョージア人は共に尊重しあい、長年共存してきました。しかし20世紀末、ロシアからの独立をめぐり勃発したチェチェン紛争で、多くの避難民がチェチェン共和国からパンキシに押し寄せ、谷は混乱に陥ります。さらに、ロシアからパンキシにはゲリラや傭兵が潜伏していると非難され、「テロリストの巣窟」という汚名を付けられてしまいます。しかし現在、紛争は終結し、渓谷には静かな時が流れています。訪れた人は「素朴なジョージアがある」と言います。そのパンキシを舞台に、観光の力で「テロリスト」という負のレッテルを克服すべく、動き出した人々を描いた映画が上映されました。それが「アダミアニ 祈りの谷」です。現在オンラインレンタルで見ることができます。映画の中心的人物でもあったレイラさんにもお話を伺う時間を作りたいと思っています。

《トゥシェティ》 ジョージア最後の秘境
もうひとつ、ジョージアにあって異彩を放つ場所があります。コーカサス山脈の3,000m近い峠を越えて行く未舗装の道が続く秘境です。車はもちろん4WD。高い峠のため冬(10月~5月)は村人は下山し、村はほぼ無人となります。こちらも山の北にはチェチェン共和国と接しており、昔から往来があったのでしょう、言葉もチェチェン系の言語が話されているところがあったり、イスラム教の影響が土着の宗教に紛れ込んでいたりするとのこと。異民族の侵入は、石造りの高い塔がそれを証明しています。村によっては、村ごと避難する場所を設けているところも。そんなジョージアにある異郷がここトゥシェティです。今回は、コーカサス山脈を縦断するワインディング・ロードの絶景を楽しんだ後、その中の穏やかな生活風景や厳しい自然の風景を眺めながらのハイキングも楽しみます。

画家《ピロスマニ》
1862年カヘティ地方のミルザアニ生まれ、ピカソもその才能を評価していたという、ジョージアで愛される国民的画家。幼くして両親を亡くし、トビリシで絵を描きながら生計を立てるも貧窮。そんな中フランス人女優に恋をしてホテルの前の広場をバラの花で埋め尽くした逸話は「百万本のバラ」の歌にもなって知られる。

《クヴェヴリ》
ジョージア・ワインの伝統的醸造に使われる素焼きの大きな壺。紀元前からの歴史を持つ。保存にも使われており、温度を一定に保つよう土中に埋めています。クヴェヴリを使ったワイン製法は2013年ユネスコ無形文化遺産に登録されました。ソ連時代にほぼ壊滅した製法だそうで、今行われている数も限られているとのこと。中でも、大きなクヴェヴリは、その製法が一度途絶えたため、その再現ができていないと聞きました。

2025年2月19日(水) オンライン説明会 開催します!

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※事前にお申し込みの上、ご参加ください。

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京

夜:東京(成田・羽田)発。

機内
2日目

乗継地トビリシ <軍用道路> ステパンツミンダ

午後: 飛行機を乗り継ぎ、ジョージアの首都トビリシ到着。車でロシア国境へ続くグルジア軍用道路の景観を楽しみながらコーカサスの山中へ。十字架峠(2,395m)を越えて5,000m峰カズベキ山麓の街ステパンツミンダ(1,740m)へ。(走行=約150㎞、約3時間半)

ホテル
3日目

ステパンツミンダツミンダ・サメバ教会 ステパンツミンダ パンキシ

午前:4WDに分乗し、街を見下す丘の上の三位一体(ツミンダ・サメバ)教会へ。下山後(走行=往復約15km、約1時間)、車で軍用道路を戻ります。

午後:映画「アダミアニ 祈りの谷」の舞台パンキシ渓谷(約600m)へ。(走行=約170㎞、約5時間)小さな民俗博物館でパンキシの暮らしと歴史にふれた後、ゲストハウスへ。映画にも登場していたレイラさんとのティータイムをお楽しみください。

ゲストハウス
4日目

パンキシ

午前:車(約10㎞、約30分)で麓まで移動後、ハイキング(約5㎞、約2時間)で森の中の滝を目指します。

午後:涼しい滝の近くでピクニックランチを楽しんだ後、下山。途中、フェルト工房、ジョージアの守護神である聖ギオルギの教会やイスラム教モスクなどを訪れます。

夕刻:レイラさんの手ほどきで一緒にヒンカリを作りましょう。そして夕食です。

ゲストハウス
5日目

パンキシ オマロ

終日:4WD車に分乗し、コーカサスの山に分け入り、2,826mのアバノ峠を越え、ジョージア最後の秘境と言われるトゥシェティ地方へ。その道は未舗装ですが、風景は絶景。延々と続くクネクネ道を、宿泊地オマロ(1,880m)を目指します。(走行=約110㎞、約5時間)

ホテル
6日目

オマロ シェナコ ディクロオマロ

終日:コーカサスの北にある異教徒との争いに備え要塞化したトゥシェティ地方の集落を散策します。(走行=往復約30㎞、約3時間、歩行=約2時間)

午前:伝統的な石造りの家屋が多いシェナコ(2,080m)へ。三位一体の教会など散策。

午後:隣村ディクロ(2,150m)へ。道中、放牧や雄大なコーカサス山脈の風景を楽しみながら、「村を守った30人の英雄伝説」が残る要塞にも立ち寄ります。

ホテル
7日目

オマロアラヴェルディテラヴィ

午前:4WD車で下山、有数のワインの産地カヘティ地方へ。(走行=約80㎞、約4時間)

午後:6世紀創建のアラヴェルディ修道院を観光後、ジョージア伝統のヨーグルト・マツォニ試食。いろんな味をお楽しみください。伝統的ワイン製法用の壺クヴェヴリを作っている民家を訪問。昼食ではカヘティ地方のワインやワインの残滓から作るウォッカ・チャチャをお楽しみください。その後、テラヴィへ。(走行=約100㎞、約2時間)

ホテル
8日目

テラヴィシグナギトビリシ

午前:車に乗り換えて、庶民でにぎわうテラヴィの朝市を散策後、ワイナリーへ。ジョージア・ワインをテイスティング後、シグナギへ移動。(走行=約80km、約1時間半)小さな博物館でジョージアの誇る画家ピロスマニの絵を鑑賞。

午後:12世紀の城壁ウォークを楽しんだ後、スーパーマーケットへ。その後、空港へ。(走行=約100km、約2時間)

夜 :空路、乗り継いで帰国の途へ。

機内
9日目

乗継地東京

夕刻:東京(成田)到着。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2025/08/29(金) ¥599,000 東京 募集中 早割120
最少催行人員 4名 (定員10名) 添乗員 同行なし。現地係員がご案内。(但し8名以上の場合は同行)
利用予定航空会社 カタール航空
利用予定ホテル

ステパンツミンダ:メモリエ・カズベキ
パンキシ:ゲストハウス
トゥシェティ:サムゼオ
テラヴィ:セブンティーンルームズ、アルジェ

一人部屋追加代金 37,000円 (ホテル泊)
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
国際線0円(2024年11月1日)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 ●旅券(パスポート)の残存期間 残存期限が入国時6ヶ月以上有効な旅券(パスポート)が必要。
各国空港税/査証

▼各国空港税【事前徴収】
・成田空港諸税:3,160円
・羽田空港諸税:2,950円
・関西空港諸税:3,100円(2025年5月1日以降出発ツアーより3,630円)
・ドーハ旅客施設料(往復分) 260QAR(約11,060円)
・ドーハ旅客サービス料(往復分)3.米ドル(約450円)
・ジョージア空港税(トビリシ):25米ドル(約3,820円)
・ジョージア旅客保安料(トビリシ):6.2ユーロ(約1,030円)
<2024年11月現在>

●査証(ビザ)
ジョージアは不要(1年以内の滞在、但し、滞在期間をカバーする海外旅行保険への加入が必要)。
※外国籍の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますのでご確認ください。

ビジネスクラス追加代金 お問い合わせください。(出発日・予約クラスにより異なります)
その他

●旅行代金に含まれないもの
各国空港税、燃油付加運賃、日程表に含まれない食事代、その他個人的な出費、クリーニング代など。

●注意事項
※パンキシのゲストハウスは部屋数、ベッド数とも限られているため、基本男女別の相部屋に協力をお願いします。また、シャワー・トイレ共同です。尚、人数が多い場合は分宿になる場合があります。
※5日目の昼食はお弁当になる場合があります。

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

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ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2025/08/29(金) ¥599,000 東京 募集中 早割120

たびとも募集

2025/08/29女性

【お客さまより】ジョージアの谷の絶景を堪能しましょう。ワインも楽しみです。