ただ乗るだけじゃ勿体ない!伝統的技術の実演から遊牧文化に思いを馳せる
わたしたちは「遊牧民」という言葉を当たり前のように使いますが、彼らは実際にどのようにして生活を成り立たせてきたのでしょうか。移動式住居「ゲル」を建てて、季節によって家畜と共に移動して…では、ゲルを作るフェルトや紐はどうやって手に入れるのでしょう? ゲルや家財道具の移動方法は?
何百年と受け継がれてきた遊牧民の技術と知恵を垣間見ることで、自然と対等に渡り合う彼らの世界を、ほんの少しだけ具体的にイメージできるようになります。そのイメージを持って乗馬をすることで、草原が「ただの広い土地」から「生活の場」に見えてきます。
年々舗装路が延伸し、電力供給網も広がり、柵を巡らせた大規模な畑が増え…と時代と環境が変化していくなかで、当然、遊牧民たちの生活も変化をしています。実際に遊牧民訪問した際は、きっと驚くこともあるでしょう。形を変えても脈々と続く彼らの力強さの背景に思いを馳せ、忘れられない乗馬経験をお持ち帰りください。