2017年にチベットに行った際に見つけた「チベット旅行から帰国後に職場で配るような、ちょっとしたお菓子みたいなお土産」、それがツァンパクッキーでした。
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その後、長いコロナ過があり、昨年チベットに行った際には見つけることができずツァンパクッキーは絶滅したのか? と思っていたのですが、この年末年始に添乗でチベットに行った際に再度発見しました! 新しいツァンパクッキーです。
以前は音訳で「糌粑饼(Zanba bing)」と書かれていましたが、今回見つけたものは「青稞酥」と中国語表記です。青稞とはチベットで広く食されている「チンコー麦」という大麦(ハダカ麦)の一種です。そのハダカ麦を炒って爆ぜさせてから粉に挽いたものが「ツァンパ」。それをバター茶で混ぜで団子にして食べます。チベット人のソウルフードです。
「酥」はクッキーやパイなどのサクサクした触感のお菓子のことです。
購入したのは宿泊していたラサのタンカホテルのすぐ隣にあるお土産物屋さん。「青い鳥」ではないが、探し物は近くにあるものなんですね!
種類は「原味(プレーン)」「酥油(バター)味」「奶香(ミルク)味」の3種類。お店のお姉さんおすすめのプレーンとミルクを買ってみました。お値段は1つ10元(約210円)とお求めやすい価格です。
さて帰国後、パッケージを開けてみると中身は個包装になっています。
早速、社内に配って味見大会です。気になるお味のほうは「………….普通」。
ややボソボソしていて口の中の水分を持っていかれるのは昔と同じですが、ずーっと食べやすくなっています。
ギンビスの「アスパラガス」に似ているとの評判でした。
日本に帰国してから職場でばらまけるお菓子として、是非ともお求めください。