【ネパール駐在日記】ネパールの新年とポカラのストリートフェスティバル

ナマステ! 気がつけば松の内も明けてしまいましたが、本年も風の旅行社を何卒よろしくお願いいたします。

さて、去る12/28はポカラに滞在していました。例年。ちょうどこの日から元日まではレイクサイドで「ストリートフェスティバル」と呼ばれるイベントが開催されます。

つまり「メインストリートをホコ天にして物販・飲食で儲けようぜ!」といった商業的側面の強いお祭りです。

そもそもネパールで公用されるビクラム歴ではいわゆる4月がお正月であり、さらに各民族ごとにそれぞれ別の日程で新年を迎えるはず。西暦の元旦イブイブイブイブにどこまで賑わうものなのでしょうか?

夕食後、20時ごろに見に行ってみると……

すごい盛り上がりよう!

こちらはマガール族のグループだそうで、フェスティバル期間中は毎晩ダンスを繰り返して観客からチップを集めます。多くの通行人や国内観光客が一緒に踊るのは、パリピが多いネパール人の面目躍如といったところでしょうか。

ちなみに、近くで撮影していた私は演奏中の誰かの赤ちゃんを抱っこするという大役を拝命。途中で失礼するわけにも行かず、尿意をこらえつつ22時ごろまでお付き合いさせていただいたのでした。

レイクサイドのそこここに露天が並び、地酒や豚の丸焼きなどを買い食いするのも楽しみのひとつ。日本人旅行者にとって賑やかすぎるきらいがあるものの、ストリートフェスティバルはネパール人の底抜けに明るい気質に触られれるチャンスなのかもしれません。

余談ですが、今年のマガール族の元旦「マゲ・サンクランティ」は明後日1/14が当日であり、政府機関や銀行関係、ネパールカゼトラベルも休業となります。それぞれの民族のお祭りを祝日に定めるネパール。その多様性を重視する政策は素晴らしいところですね(ちなみにクリスマスも休みです)。

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