
にぎわうトレインストリート
コロナ以後、久しぶりにベトナムに行ってきました。
旅も最終日、空港へ向かう途中、車で、踏切のない線路を渡ろうとしたのですが、その辺りだけ、やたらぴかぴかとネオンが光り輝いています。これは何事かと、思わず車を停めて見に行ってみました。
線路の両サイドに、飲食店が軒を連ね、線路のすぐ脇までテーブルやいすを出して営業しているのでした。たしかバンコクにこんなところがあると聞いたことがありましたが、ハノイにもあったんだと驚き。
あとでベトナムの人に聞いたところ、「電車の本数は少ないのと、始発駅を出発したばかりでスピードはゆっくりゆっくりなので、あまり危険な感じはないけれど、トレインストリートと呼ばれ、『映える』場所として国内外に知られて連日人でにぎわってる」とのことでした。早速、現地旅行社に「オプショナルツアーで行けますか」と相談したところ、最近政府からの通達で、そこはガイドが案内しては行けないことになってしまったらしい。きっと「危険なことに観光客を巻き込ませたくない」との判断なのでしょう。事故が起きてからでは遅い、そりゃそうだ、と思いつつ、ちょっと残念な気も。安全と「映える」が両立できればなあ。