今回の旅の目的地は韓国の北部に位置する、京畿道・抱川(Pocheon/ポチョン)と、江原道・鉄原(Cheorwon/チョルウォン)。川を中心にして形成されたジオパークとして有名な「漢灘江(ハンタンガン)世界地質公園」をのんびり歩いて巡ります。
「漢灘江世界地質公園」は、2020年にユネスコ世界ジオパーク(美的、考古学的、歴史文化的、生態学的、地質学的な価値がある場所を保存し観光資源として活用するために指定された区域)に認定され、韓国国内の地域としては、済州道や慶尚北道・青松、光州・無等山に続き、4カ所目に当たります。
韓国唯一の玄武岩侵食河川で、南北の軍事境界線付近のDMZ=非武装地帯にあるため、手つかずで残されている貴重な生態系、50万年前にマグマが冷え固まる際に収縮してできた、柱状の岩「柱状節理」など、内陸部では見られる場所が少ない、火山活動による地形がそのまま残されており、多くのドラマ/映画撮影の名所としても有名な「ビドゥルギの滝」などの美しい名所も見ることができます。
ジオパークに認定されてから急速に整備が進み、川の上に緩やかな傾斜の遊歩道が作られていたりと、見ごたえあるジオサイトが間近に見ることができるのが漢灘江の大きな魅力。専門の解説員のお話を聞きながら、2泊3日でゆったりのんびり歩いて巡ります。
※ご希望により他の日でもアレンジ可能です。
※現地発着や地方空港発着のアレンジもご相談ください。