パンフレットでは出発日が6/6(金)となっていますが、正しくは6/7(金)です。
鳥のエキスパートである講師・大西敏一さんとともに極北の鳥の世界を旅をしましょう。半年以上も雪の世界に閉ざされる極北カナダのユーコン準州では、3ヶ月の短い夏の間に世界中から様々な鳥が営巣の為に集まってきます。はるばる南極からやってくるのキョクアジサシをはじめ、南米やアメリカ本土などから集まってくる大小合わせた200種類以上の鳥たちが白夜のユーコンを訪れます。自然豊かなユーコン準州の州都ホワイトホースでは、大河ユーコン川沿いで営巣するハクトウワシや先住民の神話に登場するワタリガラスなど、極北を代表する鳥たちが人々の日常生活の中で存在しています。このツアーでは、川や湖、森や湿地帯などの異なった鳥たちの生息環境を訪れることにより、より多くのバラエティーに富んだ鳥たちを観察することができます。また先住民族の村を訪れて、鳥の文化的側面を学んだり、世界遺産クルアニ国立公園でのバードウォッチングを楽しみましょう。現地在住ガイドの上村知弘さんも写真撮影や極北の鳥の補足解説などのお手伝いを致します。
期待したい野鳥
ナキハクチョウ、クビワキンクロ、コスズガモ、アラナミキンクロ、キタホオジロガモ、ヒメハジロ、ハリモミライチョウ、エリマキライチョウ、ハシグロアビ、イヌワシ、ハクトウワシ、(アメリカ)ハイイロチュウヒ、アシボソハイタカ、アカオノスリ、アメリカチョウゲンボウ、ミズカキチドリ、アメリカイソシギ、コシジロクサシギ、コキアシシギ、アメリカヒバリシギ、ボナパルトカモメ、(コ)カモメ、(アメリカ)セグロカモメ、キョクアジサシ、アメリカワシミミズク、オナガフクロウ、カラフトフクロウ、キンメフクロウ、ミユビゲラ、セジロアカゲラ、キタメジロハエトリ、ニシモリタイランチョウ、(アメリカ)オオモズ、カナダカケス、ワタリガラス、ミドリツバメ、サンショクツバメ、カナダコガラ、ムネアカゴジュウカラ、ムジルリツグミ、ハイイロチャツグミ、チャイロコツグミ、コマツグミ、ムナオビツグミ、キイロアメリカムシクイ、キヅタアメリカムシクイ、ウイルソンアメリカムシクイ、カオグロアメリカムシクイ、ムナフヒメドリ、サバンナシトド、ウタスズメ、ゴマフスズメ、ミヤマシトド、ユキヒメドリ、ハゴロモガラ、ナキイスカ、ギンザンマシコ、マツノキヒワなど
その他、オオヤマネコ、ビーバー、コヨーテ、ブラックベア、カリブー、ドールシープ、マウンテンゴートなどの動物も
バードガイド
大西 敏一 (おおにし としかず)
1961年生まれ、大阪府在住。バードコンサルタント。「鳥見は楽しく、鳥には優しく」がモットー。無類のムシクイとシギチ好き。主な著書に『日本の野鳥650』(平凡社)、『探鳥見聞録』(文踊社)などがあり、BIRDER誌(文一総合出版)でも活躍中。